カミーユ・フォルネは創業80周年を記念し、「シグネチャーシリーズ フレンチプリセ」の新作として、限定となるバイカラーのカプセルコレクションを発表した。フレンチ プリセの特徴的なプリーツデザインを2色のトーンに仕立て、アーバンシックを表現している。このコレクションは、東京・銀座や大阪の路面店をはじめとするカミーユ・フォルネの各店舗と、公式オンラインストアで販売される。
バイカラーで仕立てられた創業80周年を記念するカプセルコレクション
カミーユ・フォルネが考案した、「フレンチ プリセ」。スムースレザーにプリーツ加工を施して、立体的な幾何学模様を作り出す技法である。そして、この技法を取り入れた同ブランドのレザーアイテムが「シグネチャーシリーズ フレンチプリセ」である。プリーツ加工のアイデア自体はシンプルであるが、複雑で緻密なカットと縫製が必要とされ、アイコニックなデザインと、フレンチ プリセによる柔らかな立体感の魅力も相まって、カミーユ・フォルネを代表するモデルのひとつとなっている。
2025年はそんなカミーユ・フォルネ創業80周年となり、これを記念するカプセルコレクションとして、シグネチャーシリーズ フレンチプリセのバイカラーモデルが発表された。通常モデルでは、ベースのレザーの上にスリットを設けた同色のレザーを重ねてプリーツを作り出しているが、発表されたカプセルコレクションでは、別のカラーのレザーを組み合わせて、スリットの隙間から表革と異なるカラーがのぞく仕立てである。
用意されるのは、エレガンスと利便性を両立した「シグネチャー バッグ」、よりコンパクトな「シグネチャー バッグ ミニ」、たっぷりとしたしなやかなフォルムの「シグネチャー トート」、各モデルとデザインを共有する「シグネチャー ウォレット」である。カラーバリエーションは、いずれもブラック×タバコ、ボルドー×オレンジ、トープグレー×クリームの3種類が用意される。バッグやウォレットの金具には、ブラックとホワイトのエナメルを施し、懐中時計の文字盤に用いられた伝統的なエナメル技法を想起させる仕上げとなっている点にも注目だ。

写真はトープグレー×クリーム。ヴォーリス(カーフ)レザー(横23×縦16cm、厚さ8cm)。41万2500円(税込み)。

写真はボルドー×オレンジ。ヴォーリス(カーフ)レザー(横19×縦15cm、厚さ5.5cm)。36万3000円(税込み)。

写真はボルドー×オレンジ。トリヨン(牛革)×ヴォーリス(カーフ)レザー(横39×縦30cm、厚さ12cm)。53万9000円(税込み)。

写真はトープグレーxクリーム。ヴォーリス(カーフ)レザー。13万7500円(税込み)。