ジャガー・ルクルトは、「マスター・コントロール」コレクションの新作として「マスター・コントロール・クラシック」を発表した。1000時間コントロールをクリアした初代モデルを彷彿とさせるプロポーションや意匠を取り入れ、ヴィンテージライクな表情を備えた500本限定モデルである。

1000時間コントロール認証を受けた初代モデルの復刻
ジャガー・ルクルトは、「マスター・コントロール」コレクションの新作として、「マスター・コントロール・クラシック」を500本限定で販売する。

ジャガー・ルクルト「マスター・コントロール・クラシック」Ref.Q4008520
自動巻き(Cal.899)。32石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径36mm、厚さ8.15mm)。5気圧防水。世界限定500本。133万7600円(税込み)。
自動巻き(Cal.899)。32石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径36mm、厚さ8.15mm)。5気圧防水。世界限定500本。133万7600円(税込み)。
199四年に発表されたマスター・コントロールは、ブランドの時計製造における厳格な品質基準、「1000時間コントロール」テストを初めて導入したコレクションとして知られる。今回発表された「マスター・コントロール・クラシック」は、その初代モデルに直接的なインスピレーションを得ており、小ぶりなサイズ感をはじめとする、多くのディテールを再現している。

ジャガー・ルクルトの1000時間コントロールテストでは、ケーシング前後のムーブメントの検査に加え、時計の組み立て行程や実際の着用時の条件に準じた、長時間にわたるテストが行われる。
ダイアルは、サンレイ仕上げが施されたシルバーホワイトカラーを採用。アプライドのインデックス、そしてファセットカットが施されたドーフィン針が配され、オリジナルを忠実に再現したヴィンテージ調の表情にまとめられている。また、ブルーの秒針によって、シルバーのモノトーンの中にささやかなアクセントを添えられた。

ケースは、オリジナルより2mm大きい36mm径で、厚みは8.15mmにまで抑えられた。
内部には、自社製のCal.899を搭載している。約20年前に登場して以来、ブランドの主要機に据えられているムーブメントだ。幾度とないアップデートを経て、約70時間のパワーリザーブをはじめとする、現代のライフスタイルに適した実用性を備えている。なお、このムーブメントを収める裏ぶたには、現行のマスターコントロールのレギュラーモデルと異なり、ソリッドバックが採用された。

ケースバックはあえてシースルーではなくソリッドバックを採用し、オリジナルの意匠を再現した1000時間コントロールテストの認証メダリオンが刻印されている。



