ブライトリングを代表するコレクションのひとつが「ナビタイマー」だ。70年以上にわたって受け継いできたパイロットウォッチとしての個性はそのままに、パーペチュアルカレンダーを搭載した新作ナビタイマーが2種3型、リリースされている。

ブライトリング「ナビタイマー」の新作はパーペチュアルカレンダークロノグラフウォッチ
1952年、ウィリー・ブライトリングが開発した「ナビタイマー」。クロノグラフと、ブライトリングが特許を取得した回転計算尺を組み合わせたスタイルが大きな特徴である。この回転計算尺は、パイロットが手首の上で直接飛行計算を行うことを可能とした。このナビタイマーはAircraft Owners and Pilots Association(AOPA:国際オーナーパイロット協会)に向けて作られたコレクションで、その発表から2年後の1954年、AOPAの公式タイムピースとなっている。また、超音速パイロットから宇宙飛行士に至るまで、さまざまな人々に着用された歴史を持つ。
2026年、ブライトリングは「ナビタイマーストーリーズ」と題し、航空、人々のライフスタイル、そして技術の側面から、このタイムピースの歩みをひもとくことを宣言。なぜこの腕時計が、今なお色あせない存在であり続けるのかを示していく。そんなナビタイマーから、2種類の「ナビタイマー B19 クロノグラフ 43 パーペチュアルカレンダー」が発表された。なお、本作にはテーマがあり、それは「高高度」である。

自動巻き(Cal.B19)。39石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約96時間。Ptケース(直径43mm、厚さ14.94mm)。3気圧防水。世界限定75本。836万円(税込み)。

自動巻き(Cal.B19)。39石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約96時間。SS×Ptケース(直径43mm、厚さ14.94mm)。3気圧防水。545万6000円(税込み)。

自動巻き(Cal.B19)。39石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約96時間。SS×Ptケース(直径43mm、厚さ14.94mm)。3気圧防水。536万8000円(税込み)。
テーマが最もよく見て取れるのが、文字盤の色だ。世界限定75本生産のプラチナモデルは、成層圏から着想を得た、ディープブルーのラッカー文字盤が組み合わされている。また、スケールが印字された文字盤外周にはブラックとホワイトの二層カラーが与えられており、ユーザーの視線を文字盤中心の天体へと導くことが意図されている。ネイビーブルーのアリゲーターストラップとの相性も良い。

もう一方はステンレススティール製とプラチナ製ケースを持った2種のモデルだ。ステンレススティール製ブレスレットまたはブラウンのアリゲーターストラップが組み合わされる。

本作は、ムーブメントにも要注目だ。ブランド創業140周年を記念して2024年にリリースされた、パーペチュアルカレンダー、クロノグラフを備えた自動巻ムーブメントCal.B19を搭載したモデルだ。ブライトリングのクロノグラフ技術とパーペチュアルカレンダーが組み合わされたムーブメントで、一般的なパーペチュアルカレンダーと同様、うるう年や月ごとの日数の違いを自動的に調整し、およそ100年にわたって大きな手動でのカレンダー調整を必要としない。さらに、12時位置にムーンフェイズ表示を与えることで、空を舞台に生まれたナビタイマーの原点を象徴した。


ただ複雑機構を搭載するのにとどまらないのもポイントだ。このムーブメントは約96時間のパワーリザーブ、COSC認定の精度、そしてリュウズによるワンステップ補正システムによってすべてのカレンダー表示をリュウズによって早送りできるという実用性も有しているのだ。なお、8時位置と10時位置に配置された控えめなディンプル型プッシャーによって、個別の調整も可能である。



