セイコー プロスペックスは、1980年代から協力関係にある国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)とのコラボレーションの下、「マリンマスター 1968 ヘリテージ JAMSTEC コラボレーション限定モデル」を発表した。1968年のセイコーのダイバーズウォッチが着想源となっており、流線型のシェイプや4時位置のリュウズなどといったケースデザインが継承されている。また、基本デザインを共有するレギュラーモデルも同時に発表された。

セイコーが1968年のダイバーズウォッチから着想を得たマリンマスター限定モデルを発表
セイコー プロスペックスより、国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下、JAMSTEC)とのコラボレーション限定モデルとなるダイバーズウォッチ「マリンマスター 1968 ヘリテージ JAMSTEC コラボレーション限定モデル」と、基本デザインを共有するレギュラーモデルが発表された。1968 ヘリテージのモデル名は、1968年のモデルが着想源であることを示しており、流線型のフォルムと4時位置のリュウズが継承されたアイコンである。

自動巻き(Cal.8L45)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径42.6mm、厚さ14.1mm)。300m防水。世界限定1000本(うち国内250本)。55万円(税込み)。2026年7月10日(金)発売予定。
セイコーのダイバーズウォッチの歴史は1965年に始まっており、翌年からは南極観測越冬隊の装備品として4回にわたって採用された歴史を持つ。1968 ヘリテージの着想源となった1968年モデルは、世界最高水準の毎秒10振動ハイビートムーブメントを搭載した300m空気潜水用ダイバーズウォッチである。このモデルで採用された流線型のフォルムと4時位置のリュウズは、その後のセイコーのダイバーズウォッチデザインに大きな影響を与えた。
その後もセイコーは、1975年に世界で初めてチタン素材を採用した600m飽和潜水用モデルを発売するなど、極限の環境に挑むための技術向上を続けてきた。
1980年代より、セイコーはJAMSTECと協力関係を構築。1983年の有人潜水調査船「しんかい2000」での飽和潜水用モデルの深海テストなど、さまざまな機会を活用しながら、セイコーはスポーツウォッチの限界に挑戦し続けてきた。
またセイコーは、売り上げの一部によるJAMSTECの支援を行っており、2025年からはJAMSTECの北極域研究への支援を新たに開始。大いなる海への感謝の気持ちを込め、海洋研究を通じた環境保護にセイコーは貢献している。
マリンマスター 1968 ヘリテージ JAMSTEC コラボレーション限定モデルは、近年のJAMSTECの活動から着想を得た文字盤デザインが特徴のモデルだ。北極研究が日本の未来を拓くイメージを、氷海をゆく砕氷船の姿に重ね、海氷に刻まれる航路を想起させる立体的な型打ち模様を新たに開発し、採用している。中央に向かって深みを増すブルーのグラデーションと、表面を厚い透明な塗料で覆い、丁寧に磨き上げることで生まれる奥行きによって、北極海の澄んだ深みを表現している。ベゼルインサートはブルーのセラミックス製で、文字盤とカラーコーディネートを図りつつ、艶のある仕上がりで美観に優れる。高い耐傷性を有する点も魅力だ。アイコニックな流線型シェイプと4時位置のリュウズを持つケースは、300mの空気潜水用防水性能を備える。
王道のブラックカラーを採用したレギュラーモデルも登場

自動巻き(Cal.8L45)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径42.6mm、厚さ14.1mm)。300m防水。50万6000円(税込み)。2026年7月10日(金)発売予定。
マリンマスター 1968 ヘリテージ JAMSTEC コラボレーション限定モデルとケースシェイプやベゼル、インデックスや針といった基本デザインを共有するレギュラーモデルも同時に発表された。

カラーは、ダイバーズウォッチの王道と言えるブラックだ。文字盤のベース部は荒らしてあり、マットで表情豊かな質感を生み出し、反射を防いだ視認性を確保している。
実用的なパワーリザーブと高精度を実現したCal.8L45を搭載
2モデルに共通して搭載されるのは、自動巻きムーブメントのCal.8L45である。主ゼンマイの形状や設計を改良して出力するエネルギーを安定化させ、組み立て時に厳密な精度調整を行うことで、約72時間のパワーリザーブと、日差+10秒から-5秒といった安定した精度を両立している。このような性能は、ダイバーズウォッチが活躍する海でのシーンのみならず、アクティブなライフスタイルやビジネスシーンにもユーザーをサポートする信頼感を提供する。
バックルには新開発のアジャスターを搭載し、ブレスレットのサイズ調整が可能
また両モデルのバックルには、新開発のワンプッシュダイバーアジャスター方式を採用する。これは、最大約16mmの調整幅を、約2mmずつ、8段階の長さ調整を可能としており、その調整はボタンによって簡単に行えるものとなっている。バックルを閉じたまま短くする方向に調整可能なため、微調整を行いやすい機構である点も注目だ。
簡単かつ細やかに長さ調整可能なこの方式により、潜水時はもちろん、日常生活における手首回りの変化などにも対応ができ、常に快適な着け心地を保つことができることが魅力だ。




