クレドール45 周年記念限定モデル~伝統工芸「木目金(もくめがね)」をダイヤルに

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2019.05.31

 クレドールのブランド誕生45 周年を記念し、江戸時代から伝承される金属工芸技術「木目金(もくめがね)」により、日本の原風景「風になびく実りの情景」を文字盤に表現した特別モデルを発表した。8月9日(金)より全国のクレドールサロン、クレドールショップにて限定35本が発売される。

  • <クレドール> 45周年記念 木目金ダイヤル限定モデル

  • オリジナルの木目デザイン「風杢(かぜもく)」

  • 時計師が一貫して組立・調整からケーシングまで手掛ける極薄型の手巻きキャリバー 6890

  • 木目金とは異なる色の金属を幾つも重ね、叩き伸ばすことで木目模様を出す日本独自の加工技術

  • <木目金ダイヤルの製作工程>表現する模様に合わせ、18KWG・YG・PG、シルバーの金属プレートをそれぞれ研磨、脱脂する

  • <木目金ダイヤルの製作工程>素材ごとに融点が異なるプレートを、最適なバランスの温度、時間、圧力で一枚に接合する

  • <木目金ダイヤルの製作工程>リューターで一つ一つ手作業で彫刻を施す

  • <木目金ダイヤルの製作工程>板厚 0.8mmになるように均一に伸ばして木目模様を浮かび上がらせる

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■<クレドール> 45周年記念 木目金ダイヤル限定モデル
手巻き。22石。21,600振動/時。18KPGケース(直径37mm)。パワーリザーブ約37時間。日常生活防水。3,000,000円(税別)


 株式会社杢目金屋(もくめがねや)代表取締役髙橋正樹氏監修のもと、木目金技術をダイヤルに採用した独創的で優美な表情を見せる特別なモデル。ダイヤルは卓越した技術を持つ限られた職人によって1枚ずつ手作りされる。また、雫石高級時計工房製の極薄ムーブメント「キャリバー 6890」を採用しているため、まさに高度な手仕事の融合と言えるクレドールならではの限定モデルとなった。

<株式会社杢目金屋 代表取締役 髙橋正樹(たかはし まさき)>
1997年 東京芸術大学大学院美術研究家彫金専攻を修了後、同大学美術学部工芸科彫金研究室で講師をしたのち1997年に杢目金屋を創業。現在の株式会社杢目金屋に至る。2012年 木目金に関する一連の論文が評価されて日本で唯一 木目金に関する「博士(美術)」を取得。杢目金屋の代表として、研究、デザイン、職人指導および全ての作品の品質確認に携わる。グッドデザイン賞をはじめ、ドイツのreddotデザイン賞、IFデザイン賞の他、「ものづくり日本大賞」経済産業大臣賞受賞等、国内外から高い評価を受けている。
(株)杢目金屋公式Webサイトアドレスwww.mokumeganeya.com

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