G-SHOCKの初代アナログ・デジタルモデルをフルメタル化した「AWM-500」

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2020.10.03

初代G-SHOCKをフルメタル化した2018年の「GMW-B5000」に続き、G-SHOCK初のアナログ・デジタルコンビネーションモデルをフルメタル化した「AWM-500」が登場。発売時期は2020年11月を予定している。

G-SHOCK AWM-500

カシオ「G-SHOCK AWM-500」Ref.AWM-500D-1AJF
タフソーラー。パワーリザーブ約7カ月。SS(縦51.8×横44.5mm、厚さ14.2mm)。20気圧防水。2020年11月発売予定。6万円(税別)。


デザインを継承しつつアップデートを施した新シリーズ

 新シリーズ「AWM-500」のベースとなったのは、1989年に発売された「AW-500」。このAW-500は、G-SHOCKで初めてアナログ表示とデジタル表示を組み合わせたモデルだ。衝撃に弱いアナログムーブメントを、中空のケース内に浮かせることでG-SHOCKで求められる耐衝撃性を獲得した。またラウンドのケースフォルムや曲線的な樹脂バンドといった、それまでのモデルとは異なる特徴的なデザインを持つ。

G-SHOCK AWM-500

カシオ「G-SHOCK AWM-500」Ref.AWM-500GD-9AJF
タフソーラー。パワーリザーブ約7カ月。SS(縦51.8×横44.5mm、厚さ14.2mm)。20気圧防水。2020年11月発売予定。6万8000円(税別)。

 AWM-500シリーズでは、ステンレススティールを採用しながらもAW-500のなめらかなフォルムを再現。ブレスレットは3コマ目までを三次曲線化することで、オリジナルの樹脂バンドが持つ“しなり”に近づけている。またメタルの質感を引き出すため、ベゼルとケースの平面部分にはヘアライン加工を、曲面部分にはヘアライン加工とポリッシュ仕上げを施した。

 オリジナルのデザインを受け継ぐ一方、ステンレススティールの外装に合わせて変更されたのがインデックスだ。AW-500では3時、6時、9時位置のみアラビア数字のインデックス、その他はバーインデックスを採用していたが、AWM-500ではすべて立体的なバーインデックスとなっている。さらに蒸着処理を施すことで、メタル外装に調和するデザインに仕上げた。

G-SHOCK AWM-500

カシオ「G-SHOCK AWM-500」Ref.AWM-500D-1A8JF
タフソーラー。パワーリザーブ約7カ月。SS(縦51.8×横44.5mm、厚さ14.2mm)。20気圧防水。2020年11月発売予定。6万円(税別)。

 フルメタル化にあたって、ケース構造もアップデートされている。ステンレススティール製のベゼルとケースの間にファインレジンの緩衝パーツを挟み込むことで、メタル外装でも耐衝撃性を確保した。また、新しい機能も追加されている。針がダイアル下部の液晶と重なりデジタル表示が見えづらい際、針を液晶の上から一時的に退避させることができる針退避機能や、世界6局の標準電波に対応し、エリア内では自動で時刻修正を行うマルチバンド6などだ。初代デジアナモデルのフォルムはそのままに、新機能を搭載して進化を遂げた「AWM-500」は、3モデル展開で2020年11月発売予定となっている。



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