シチズンが展開する「カンパノラ」から会津の漆⼯芸を⽤いた20周年記念メカモデル登場

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2020.10.11

シチズンは、時を愉しむためのウオッチブランド「CAMPANOLA(以下、カンパノラ)」のメカニカルコレクションから、ブランド誕⽣20 周年を記念して、80本の限定モデル「彪⽬⾦(あやめきん)」とレギュラーモデル「暈響(かさねきょう)の2 モデルを、2020年11⽉下旬に発売する。



瑞宝単光章を受章した儀同哲夫⽒の技を文字盤に用いた

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『カンパノラ』20 周年記念モデルは、会津漆の伝統⼯芸⼠、儀同哲夫⽒による⽂字板と⾒返しリングを使⽤した。すべて⼿作業によるもので、同じものは⼆つと存在せず、唯⼀無⼆の表情が楽しめる。


美しい漆⽂字板の「彪⽬⾦(あやめきん)」

CAMPANOLA(カンパノラ)/ 20周年記念モデル メカニカルコレクション「彪⽬⾦(あやめきん)」
自動巻き(Cal.Y513)。25 石。28,800 振動/時。パワーリザーブ約42 時間。SSケース(直径42mm / 厚さ14mm)。日常生活防水。限定80 本。95 万円(税別)

 「彪⽬⾦」は「⾦⾍喰塗り(きんむしくいぬり)」といわれる伝統技法を基にアレンジして仕上げた美しい漆⽂字板が特⻑だ。はじめに、漆を塗った乾く前の⽂字板の上に菜種を敷きつめて乾燥させ、後にその種をはがす。種をはがしてできた凹凸に⾦粉を蒔いたあと再度漆を塗り重ねて乾かし、最後に研ぎ出すことで独特の彪(ひょう)⽂様が現れる。漆を幾度も重ねた⾒返しリングにも、⾦粉が蒔かれている。

万華鏡のような螺鈿細⼯の「暈響(かさねきょう)」

CAMPANOLA(カンパノラ)/ 20周年記念モデル メカニカルコレクション「暈響(かさねきょう)」
自動巻き(Cal.Y513)。25 石。28,800 振動/時。パワーリザーブ約42 時間。SSケース(直径42mm / 厚さ14mm)。日常生活防水。90 万円(税別)

 「暈響」は儀同⽒の代名詞である濃紺の漆を⽂字板と⾒返しリングに⽤いた。さらに螺鈿細⼯をモザイク模様のように配置することにより、万華鏡を通して覗くさまざまな形を⼈⽣に重ねて表現している。

 両モデルとも、シチズン傘下のラ・ジュ―・ペレ(La Joux-Perret SA)社の⾃動巻き機械式ムーブメントを搭載。スイスの伝統的な機械式時計の技術と⽇本の伝統⼯芸である会津漆が融合した、20 周年記念にふさわしい特別な時計となった。


Contact info: シチズンお客様時計相談室 フリーダイヤル 0120-78-4807


シチズン、日本の伝統色「焦⾹(こがれこう)」を採用したカンパノラ2モデルを発表


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緑の漆文字板が美しいグランドコンプリケーション、シチズン「カンパノラ 織部(おりべ)」


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伝統技法「塵地螺鈿(ちりじらでん)」を用いた『カンパノラ』エコ・ドライブ


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