ハミルトン【2021 新作】手巻きクロノグラフムーブメントを搭載した「イントラマティック クロノグラフ H」

NEWSニュース
2021.05.05

1968年に発売された「クロノグラフA」と「クロノグラフB」を現代に甦らせ、手巻きクロノグラフムーブメントを搭載した「イントラマティック クロノグラフ H」が発売される。ヴィンテージ感あふれるデザインで、ハミルトンが刻んできたウォッチメイキングの歴史を体現している。

クロノグラフ


ヘリテージモデルを現代らしく復刻

 ハミルトンは、1968年に発売された手巻きクロノグラフを忠実に再現した復刻モデル「イントラマティック クロノグラフ H」を発売する。

ハミルトン

ハミルトン「イントラマティック クロノグラフ H」
手巻き(Cal.H-51)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SS(直径40mm、厚さ14.35mm)。100m防水。カーフレザーストラップ仕様:26万5100円(税込み)。ステンレスブレスレット仕様:27万6100円(税込み)。

 このモデルの元となったのは、1968年に発売された「クロノグラフA」と「クロノグラフB」である。ハミルトンの歴史を語る上では欠かすことのできない、手巻きムーブメントを搭載したクロノグラフの先駆者だった。前者はホワイトダイアルにブラックサブダイアルという配色から「パンダダイアル」の愛称で親しまれた。また後者は、ブラックダイアルにホワイトサブダイアルという配色から、パンダダイアルを反転させた「逆パンダダイアル」と呼称された。

 それらを復刻させた「イントラマティック クロノグラフ H」では、パンダダイアルと逆パンダの2種類が用意された。細いバーインデックスと時分針には、オールドラジウムカラーを彷彿とさせるベージュのスーパールミノバ®︎が塗布され、当時と同じ書体のブランドロゴが配されている。

 全体的なデザインはオリジナルモデルを継承しているが、ステンレススティール製のケースはサイズアップが図られている。オリジナルは36mmであったのに対して本作では40mmに改められ、現代的な印象である。当時の佇まいを残すボックス型の風防は、透明度が高く傷が付きにくいサファイアクリスタル製。加えてベルトはブラックレザーストラップとメッシュブレスレットの2種類が用意され、着用シーンに合わせて選択することが可能だ。

ハミルトン「イントラマティック クロノグラフ H」
手巻き(Cal.H-51)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SS(直径40mm、厚さ14.35mm)。100m防水。カーフレザーストラップ仕様:26万5100円(税込み)。ステンレスブレスレット仕様:27万6100円(税込み)。

 搭載するムーブメントもオリジナルを継承し、本作のために開発された手巻きクロノグラフムーブメント「H-51」が収められている。特筆すべきはパワーリザーブが約60時間を実現したこだ。自らの手でゼンマイを巻き上げ、ストップウォッチを動作させることで、手巻きムーブメントならではの機械と触れ合う楽しさを思い起こさせてくれる。


Contact info: ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン Tel.03-6254-7371


アウトドアに最適なハミルトンの「カーキ フィールド チタニウム オート」

https://www.webchronos.net/news/44957/
パイロット用計算尺を搭載したハミルトン「カーキ アビエーション コンバーター」

https://www.webchronos.net/news/44804/
愛用する自分を想像したくなる ハミルトン「イントラマティック オートクロノ」/気ままにインプレッション

https://www.webchronos.net/features/46555/