ヴァシュロン・コンスタンタン【2021 新作】誕生100周年を祝う「ヒストリーク・アメリカン 1921」の新モデル

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2021.04.23

1921年に米国に向けて少量生産された「アメリカン1921」の誕生100周年を祝う2021年、新たなアレンジを加えた新しい3本のバリエーションが追加された。ふたつのホワイトゴールドモデルと、100本限定のプラチナモデルが加わり、ラインナップがより充実された。


誕生100周年を祝う3本

 ヴァシュロン・コンスタンタンはWatch & Wonders 2021の新作として「ヒストリーク・アメリカン 1921」コレクションの新作3本を発表した。このモデルは、1921年にアメリカからのオーダーを受けて製作した「アメリカン 1021」を源流に持つ復刻モデルである。

ヴァシュロン・コンスタンタン「ヒストリーク アメリカン1921」
手巻き(Cal.4400AS)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。PT(直径40.0mm)。30m防水。世界限定100本。607万2000円(税込み)。

 最も目を引くのは時計回りに45°回転させたダイアルだろう。これは、車を運転する際にハンドルを握っているドライバーが、時刻を確認しやすくするための工夫から生まれたものだ。今までに無かった文化や芸術が生まれた1920年代は腕時計の聡明期にあたり、新しいものを生み出そうとする当時の活気を感じられる独創的なフォルムである。

 そして2021年は「アメリカン 1921」が誕生してから100周年を迎え、今回の発表では3種類の「ヒストリーク アメリカン 1021」がコレクションに加わった。ひとつ目は、ホワイトゴールド製の40mmケースモデル、ふたつ目は同じくホワイトゴールド製の36.5mmケースモデル、そして3つ目は100本限定で販売されるプラチナ製の40mmケースモデルだ。

ヴァシュロン・コンスタンタン「ヒストリーク・アメリカン 1921」
手巻き(Cal.4400AS)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。
(左)18KWG(直径40.0mm)。30m防水。435万6000円(税込み)。
(右)18KWG(直径36.5mm)。30m防水。360万8000円(税込み)。

 18Kホワイトゴールドのモデルのダイアルは、ケースと同じく18Kホワイトゴールド製で、グレイン仕上げのシルバートーンがクッションケースと相まって当時のオリジナルモデルの雰囲気を残す。また3時位置に配されたスモールセコンドと、ダイアルを囲むブラックのブレゲ数字が、レトロな表情を生み出している。40mmに加えて36.5mmのモデルも用意されているため、女性の腕をエレガントに飾るにもふさわしい。

 そして100本限定のプラチナモデルのダイアルは、ケースと同じくダイアルもプラチナ950製だ。表面には均一にサンドブラスト加工が施され、18Kホワイトゴールド製のアプライドインデックスとブルースチールのスモールセコンドが特別感を漂わせる。ブルーのアリゲーターストラップが合わせられ、ステッチにはプラチナとシルクが用いられている。

 これらの3本のモデルには、共通して自社製キャリバー4400 ASが搭載されており、サファイアクリスタルのトランスパレントバックからは、繊細な仕上げを鑑賞することができる。手巻きで3針というシンプルな構造を持ち、約65時間のパワーリザーブを保持している。100年の時を経て、美しく現代の時計へ生まれ変わった3本の誕生を祝したい。


Contact info: ヴァシュロン・コンスタンタン Tel.0120-63-1755


ルーヴル美術館のオークション "BID FOR THE LOUVRE" に出品されるヴァシュロン・コンスタンタンの特注ユニークピース


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