GARMIN(ガーミン)が血中酸素トラッキング機能に対応スタート

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2021.05.18

アメリカ発GPS機器のパイオニア、ガーミン(Garmin)は、血中酸素トラッキング機能への対応を順次開始した。本機能はランニングやゴルフ、サイクリングなど様々なアクティビティに対応したウェアラブルウォッチで、血液中に取り込まれた酸素濃度を測定することにより、より効果的にフィットネスのパフォーマンス向上やウェルネスライフのサポートに役立てることが出来る。

血中酸素濃度トラッキング機能

ガーミン 血中酸素トラッキング機能

血液中に取り込まれた酸素濃度を手首で測定することが出来る。Garminの血中酸素濃度トラッキング機能は医療目的ではなく、あくまで一般的なフィットネスの領域で利用するものだ。酸素レベルを知ることは疲労と回復のパラメータになるため、運動を継続するか休憩をとるかの判断を助けたり、パフォーマンスやフィットネスレベル向上の基準にもなりうる。

血中酸素トラッキングの仕組み

 該当スマートウォッチ製品では、赤色LEDライトと赤外線ライトを利用することで、血中ヘモグロビンのライトの吸収状態をデバイスの裏に備え付けられたセンサーで読み取り、血中酸素トラッキングデータをデバイスの画面上で表示する。

血中酸素トラッキングの特徴

 この機能ではユーザーの血中酸素レベルの推定値を提供する。血中酸素トラッキング値の計測は該当 スマートウォッチを使用することで、デバイスを装着している間は測定したい時のみ、または睡眠中など継続的に測定することが可能。特定のデバイスでは、ユーザーがいる現在の高度または高度のビューとともに、1日を通して定期的に追跡することもできる。

ヘルスサイエンス

 Garminのウェアラブルデバイスは、血中酸素トラッキングのセンサーを使用して血中酸素レベルを表示する。私たちの心臓血管系は、体全体に酸素を分配する役割を担っている。血中酸素トラッキング値は、フィットネスとウェルネスにおいて参考となるデータだ。一般的に、通常血中酸素レベルは95〜100%で、90%未満は低値とされている。高地での活動に参加する場合、血中酸素は身体の順応状態の参考となり、高度の変化に伴う血中酸素の増減を追跡するのに役立つ。また、普段の生活のなかで身体的パフォーマンスに関する洞察を得ることができ、個人の健康の長期的な傾向も追跡できる。

ウェアラブルサイエンス

 血中酸素は、運動能力に影響を与えるだけでなく、睡眠の質にも影響を与える可能性がある。血中酸素トラッキングは、フィットネスとウェルネスの範囲で身体の適応や反応を見ることのできる機能のひとつである。

※血中酸素トラッキング対応機種はこちらで確認ください。(2021年5月19日時点)
ForeAthlete 945/745/245 シリーズ / VENU2/2S (6月1日発売予定) / VENU/VENU SQ シリーズ / vivoactive 4/4S シリーズ / Legacy シリーズ / vivomove 3/3S シリーズ / vivomove Style/Luxe シリーズ / vivosmart 4 / Approach S62 / MARQ / fenix 6 シリーズ / Quatix 6X / Enduro シリーズ / fenix 5X Plus / Instinct Dual Power シリーズ / Descent Mk2/ Mk2i / Lily シリーズ※現在は未対応だが、これから対応開始予定

ガーミン スマートウォッチ


Contact info: ガーミンジャパン Tel.0570-049530
https://www.garmin.co.jp/


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