ロンジン【2021 新作】アールデコのデザインを受け継ぐ「ロンジン ドルチェヴィータ」

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2021.06.11

ロンジンのレクタンギュラーウォッチ、ドルチェヴィータに新作が加わった。特筆すべきは、自動巻きムーブメントを搭載したメンズモデルに、新しいダイアルが登場したことだ。ダイアルの中心から放射状に広がるバーインデックスと、丸みを帯びたアラビア数字は、1920年代に取り入れられたアールデコのデザインを踏襲している。

ロンジン ドルチェヴィータ


イタリアのライフスタイルを表現

 ロンジンは、エレガンスコレクションのドルチェヴィータに、新作モデルを追加した。メンズ、レディスともにコレクションを充実させた新作に共通するのは、アールデコ時代の雰囲気を色濃く残すデザインだ。ダイアルにアラビア数字をあしらったセクターダイアルは、世代を超えて今なお愛され続けている。

 モデル名の「ドルチェヴィータ」はイタリアのライフスタイルを表した言葉で、“豊かな人生”や“自由気ままな生活”という意味を持つ。1997年に誕生したこのコレクションは、イタリアの人々が好むライフスタイルを表現している。ローマの街の小路に面したテラスや、海を一望するカフェなどで過ごす、ゆったりと流れる至福の時間を共に過ごすのにふさわしいのが、ロンジンのドルチェヴィータだ。

ロンジン ドルチェヴィータ

特徴的なレクタンギュラーケースは、アールデコが発展を遂げた1920年代に作られたアンティークウォッチからインスパイアされたもので、この形を採用するブランドは少数派である。

新しいダイアルが見所のメンズモデル

 今回発表されたドルチェヴィータの中で注目したいのは、数少ないメンズモデルに加わったアールデコ調のセクターダイアルだ。丸みを帯びたアラビア数字を配したアワーサークルや、ダイアル中心から放射状に広がるバーインデックスのラインが、縦幅43.8mm、横幅27.7mmのケース内で調和している。

ロンジン ドルチェヴィータ

ロンジン「ロンジン ドルチェヴィータ」
自動巻き(Cal.L592)。22石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(縦43.8×横27.7mm)。30m防水。20万9000円(税込み)。

 搭載するのはCal.L592で、センターセコンドを備えた自動巻きムーブメントだ。中心から伸びるブルーカラーの秒針は、機械式時計ならではの繊細な動きを見せる。

エレガンスを体現するレディスモデル

 縦幅32mm、横幅20.8mmという控えめなケースサイズのレディスモデルも同時に追加された。左右両側のベゼルとラグにはダイヤモンドが敷き詰められているが、価格は20万円台前半に抑えられている。

ロンジン ドルチェヴィータ

ロンジン「ロンジン ドルチェヴィータ」
クォーツ。(Cal.L178.2)。SSケース(縦32.0×横20.8mm)。30m防水。23万7600円(税込み)。

 前述のメンズモデルとは大きく異なり、これまで同様、ダイアルには上品な印象を与えるローマンインデックスを配置。表面にエンボス加工によって施されたフランケ装飾は、ダイアルを見る角度によって大きく表情を変え、光の陰影をうまく利用している。6時位置にはスモールセコンドが配されており、搭載するムーブメントはクォーツ式だ。

ロンジン ドルチェヴィータ

 また、ストラップはインターチェンジャブル仕様になっている。気分や服装、季節に合わせ、気軽に交換できるのは非常に便利だ。


Contact info: ロンジン Tel.03-6254-7350


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