アラン・シルベスタインとのコラボ第2弾!ルイ・エラールが3本の新作を発表

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2021.06.13

ルイ・エラールは、2回目となるアラン・シルベスタインとのコラボレーションウォッチを発表した。今回はデイデイト、レギュレーター、モノプッシャークロノグラフの3種類が一気にラインナップに加わり、3本セットでの販売も行う。

ルイ・エラール


注目のコラボレーション再び

 ルイ・エラールが、2019年に初めてコラボレーションを果たしたアラン・シルベスタインは、時計愛好家の中では有名なウォッチデザイナーである。自身の時計ブランドを立ち上げ、バウハウスの影響を受けた一目でそれと分かるほど特徴的なデザインを持つ。

ルイ・エラール

 レッドやイエロー、ブルーなどの鮮やかな色使いを採用し、19年発表の初コラボレーションモデルも例外ではない。発表当時は大きな話題となり、ジュネーブ時計グランプリにノミネートされただけではなく、20年度のレッド・ドット・デザイン賞を受賞したのだ。

 2021年に第二弾となるコラボレーションを果たした注目の新作では、3種類のモデルが一気に登場した。現在のルイ・エラールのコレクションを代表する「トリプティック」のデザインをベースとしているが、デイデイト、レギュレーター、モノプッシャークロノグラフの3つのモデルは、アラン・シルベスタインの芸術的なアプローチによって大きく魅力的に改変されている。

ルイ・エラール

ルイ・エラール「スマイル デイデイト」
自動巻き(Cal.ETA2836)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。Tiケース(直径40mm)。10気圧防水。49万5000円(税込み)。

 まずはデイデイトモデル。アラン・シルベスタインではお馴染みの、円形や三角形、矢印を組み合わせた3本の針で時刻を示している。3本の新作に共通し、イエロー、ブルー、レッドの針は、それぞれ秒針、分針、時針に割り当てられる。

 特徴的なのは6時位置の曜日表示で、彼がアイコニックモデルに取り入れることの多い“スマイル”方式を採用。実際に何曜日かは示さず、休日が終わった日から、待ちに待った休日までの気分の変化を、表情で表すというユーモアあふれる機能だ。

ルイ・エラール

ルイ・エラール「レギュレーター」
自動巻き(Cal.SW266-1)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。Tiケース(直径40mm)。10気圧防水。49万5000円(税込み)。

 次にレギュレーターモデル。2019年に発表したファーストモデルとは違った印象に仕上げられている。

 大きく異なるのは、今回の3本に共通するケースデザインだ。ケース本体には、マイクロブラスト加工を施したグレード2のチタニウムを使用し、ケースサイドの両側を囲う2本のバーとリュウズには、ポリッシュで仕上げたグレード5のチタンを使用している。

 別体になったケース本体とラグを組み合わせた独特なフォルムを採用し、仕上げの違いによってコントラストが引き立てられている。腐食に強く軽量なチタンは、装着感の向上にも貢献している。

ルイ・エラール

ルイ・エラール「モノプッシャークロノグラフ」
自動巻き(Cal.SW500MPCa)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約48時間。Tiケース(直径40mm)。10気圧防水。63万8000円(税込み)。

 最後にモノプッシャークロノグラフモデル。リュウズと同軸に配置されたクロノグラフのボタンはモノプッシャー方式であるため、スタート、ストップ、リセットまでの動作を繰り返す。

 センターに配置されたイエローの針はクロノグラフの秒針で、12時位置のインダイアルは30分積算計だ。マットブラックのダイアルに鮮やかなインデックスや針が重なっているため、視認性がはっきりとしている。


3本入りのスペシャルボックスも登場

 3種類それぞれ178本限定生産の新作だが、そのうち78本は3本セットのスペシャルボックスとなって販売される。ボックス購入の特典として、限定モデル認定書に加え、アラン・シルベスタイン本人のメッセージにアクセスできるUSBキー、そして彼のサイン入りのアートワークが用意されている。コレクターや彼のファンの方にとって垂涎のアイテムになることは間違いないだろう。

ルイ・エラール

ルイ・エラール×アラン・シルベスタイン チャプター2 スペシャルボックス
コレクター垂涎の希少な3本セット。各モデルの詳細は前述同様。世界限定78セット。157万3000円(税込み)。


Contact info: 大沢商会 Tel.03-3527-2682


コレクター垂涎。ルイ・エラールと独立時計師ヴィアネイ・ハルターのコラボレーションモデル

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