H. モーザーがフュメダイアルを一新、独自の質感を持つエナメルダイアルに注目

NEWSニュース
2022.03.26

伝統的な技術と専門性を重んじる H. Moser & Cie.(H. モーザー)は、古くから受け継がれてきたエナメル加工の技法と現代的なセンスを組み合わせて、フュメダイアルを一新した。独自の質感を備え、槌目仕上げの美しさが際立つ、活力に満ちたフレッシュで鮮やかな新色の誕生だ。

H.モーザー ンデバー・センターセコンド コンセプト ライムグリーン

エンデバー・センターセコンド コンセプト ライムグリーン

 自動巻ムーブメントを搭載した40mm SSケースの Endeavour Centre Seconds Concept Lime Green(エンデバー・センターセコンド コンセプト ライムグリーン)は、完璧に調和の取れた美しさ、そして際立つカリスマ性を兼ね備えた3 針モデルだ。全く新しいカラーとテクノロジーをダイアルに採用することで、静謐なエレガンスに力強さが添えられた。

  • H.モーザー ンデバー・センターセコンド コンセプト ライムグリーン
  • H.モーザー ンデバー・センターセコンド コンセプト ライムグリーン
  • H.モーザー ンデバー・センターセコンド コンセプト ライムグリーン
  • H.モーザー ンデバー・センターセコンド コンセプト ライムグリーン
  • H.モーザー ンデバー・センターセコンド コンセプト ライムグリーン

/
H.モーザーが採用した新らしい手法は、ゴールドのベースに打痕模様を打ち出す作業から始まり、色の異なる3つの顔料を湿らせて細かく砕いてから塗布して濃淡を出す。ひとつひとつの顔料を慎重に加え、炉で熱して酸化させ、むらなく溶融させるまでの工程は、熟練のエナメル加工職人であっても細心の注意が必要とされる。透明感のある「グラン・フー」(高温焼成)エナメルに仕上げるまでに計 12回もの焼き入れを行い、ようやく H. Moser & Cie. を象徴するフュメダイアルが完成する。こうして生まれるダイアルにはひとつとして同じ物はない。

 質感がひと際すばらしく、ライムグリーンと名付けられた鮮やかな色合いの仕上げは極めて現代的な息吹を感じさせ、ロゴもインデックスも排しながら、シャフハウゼンを拠点とするマニュファクチュール H. Moser & Cie. を強く印象付けている。

H.モーザー「エンデバー・センターセコンド コンセプト ライムグリーン」
自動巻き(Cal.HMC 200)。27石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS(直径40mm、厚さ11.1mm)。日常生活防水。グレーのクーズーストラップ。357万5000円(税込み)。年内発売予定。


HMC 200 ムーブメント

H.モーザー HMC 200 ムーブメント

40mm のステンレススチールケースの中心部で時を刻むのは自動巻キャリバー HMC 200 だ。完全に自社で設計、開発、製造されたこのムーブメントは H.Moser & Cie. の系列会社 Precision Engineering AG の調速機構を備え、パープルの秒針とブルーのバランスブリッジからもすぐにそれとわかるダブルヘアスプリングが組み込まれている。

 名高いモーザー ダブルストライプで装飾されたキャリバー HMC 200 にはエングレービングが施された大型ローターが収められ、約3日間のパワーリザーブを保証する。


Contact info: エグゼス  Tel.03-6274-6120


H. モーザー初のラグジュアリースポーツウォッチを発表

https://www.webchronos.net/news/40191/
シンプルを極めたクロノグラフの革命、H.モーザー「ストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック」

https://www.webchronos.net/features/44145/
またしても強力なラグスポが降臨、H.モーザー 2020新作「ストリームライナー・センターセコンド」

https://www.webchronos.net/news/51831/