ロンジン、アールデコのエッセンスが宿る新コレクション「ロンジン エヴィデンツァ」を披露

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2022.09.03

ロンジンは、トノー型のケース形状を採用したコレクション「ロンジン エヴィデンツァ」の新作を発表した。ロンジンが1920年代にケースシェイプを再解釈した本作は、アールデコの時代の空気を今に伝えている。

ロンジン エヴィデンツァ


アーカイブモデルを再解釈したトノーシェイプ

 ロンジンが新たに展開を開始した「ロンジン エヴィデンツァ」の新作は、1920年代に人気を集めたアールデコのエッセンスが宿るモデルだ。

ロンジン エヴィデンツァ

ロンジン「ロンジン エヴィデンツァ」
自動巻き(Cal.L592)。22石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(縦30.6×横26.0mm、厚さ8.7mm)。3気圧防水。27万7200円(税込み)。

 シンプルなフォルムにデザインされており、ロンジンが1911年に生み出した、トノー(樽を模したケースの形状)型を再解釈し、曲線の美しさを外装に取り入れた。このコレクションの要であるケースフォルムは20年代のアールデコの時代に見られたもので、本作はその空気感を今に伝えている。

 本作の魅力はデザインのシンプルさにある。ローマ数字を配したセクターダイアル上に広がるのは、放射線状のサンレイ仕上げ。中心と外側を同色でコーディネートしながら、部分によって異なる仕上げを施すことで、クラシカルな華やかさを実現している。さまざまなバリエーションを持つロンジン エヴィデンツァだが、本作の文字盤はよりモダンに仕上がっていると言えるだろう。

ロンジン エヴィデンツァ

ロンジン「ロンジン エヴィデンツァ」
自動巻き(Cal.L592)。22石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(縦30.6×横26.0mm、厚さ8.7mm)。3気圧防水。ブレスレットモデル:28万4900円(税込み)、ストラップモデル:27万7200円(税込み)。

 トノー形とセクターダイアルにより歴史を感じさせる存在感をたたえながらも、ダイアルデザインとカラーコーディネートにより、現代らしさと軽やかさを持っている。シルバー、レッド、グリーン、ダークグレー、ブルー、シャンパンといった、多彩な色をまとった新しいバリエーションで時代を超えたエレガンスを体現した。

スタイルカット

世界中が急速に変化し、さまざまな分野で重要な発展があった1920年代。アーティストやデザイナーたちがこれまで考えられないほどに自由に創作活動を行えるようになったのも、この年代だった。ファッションやデザインは柔軟になり、何世紀も昔から続いてきたルールはすっかり姿を消し、個人が身につける装飾品は、より扱いやすく、コンパクトでスタイリッシュになった。ロンジン エヴィデンツァは、このような“変化の時代"であった1920年代にインスパイアされ誕生した。


Contact info: ロンジン Tel.03-6254-7350


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