【2023年新作時計】パテック フィリップからシリーズ初のクロノグラフ「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム・クロノグラフ 5924G」が登場

NEWSニュース
2023.04.18

フライバック・クロノグラフとトラベルタイム機能を搭載したパテック フィリップの「カラトラバ・パイロット」に、2色の文字盤が追加された。この「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム・クロノグラフ 5924G」は、シリーズ初のクロノグラフ搭載モデルだ。

カラトラバ・パイロット・トラベルタイム・クロノグラフ 5924G

ブルーグレー・ソレイユ文字盤にはネイビーブルーのカーフスキンストラップが組み合わせられる。


パイロット・スタイルのカラトラバにホワイトゴールドモデルが追加

カラトラバ・パイロット・トラベルタイム・クロノグラフ 5924G

パテック フィリップ「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム・クロノグラフ 5924G」
自動巻き(Cal.CH 28-520 C FUS)。34石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約55時間。18KWGケース(直径42mm、厚さ13.05mm)。3気圧防水。1017万5000円(税込み)。

 2015年、パテック フィリップは1930年代に作られたアヴィエーター向けの時計からインスピレーションを受けた、最初のパイロット・スタイル・モデル(5524G-001)を発表した。

 それ以降、ラインナップは広がり、ローズゴールド仕様のモデル(5524R-001)、ローズゴールドとホワイトゴールド仕様のふたつのモデル(7234R-001、7234G-001)、および24時間表示アラームを搭載したプラチナ仕様のグランド・コンプリケーション、アラーム・トラベルタイムモデル(5520P-001)が作られた。

 今回新たに加わったのは、このシリーズ初となるクロノグラフ・モデルである。2時と4時位置にプッシュボタンを備えたフライバック・クロノグラフ、2本のセンター時針(そのうち1本は出発地時刻を表示するスケルトン時針)により2タイムゾーンを表示するトラベルタイム、および12時位置サブダイアルに指針表示される現地の日付という、実用的な3つのコンプリケーションを組み合わせた自動巻きムーブメント、キャリバーCH 28-520 C FUSが採用されている。

カラトラバ・パイロット・トラベルタイム・クロノグラフ 5924G

搭載されるムーブメントは自動巻きムーブメントのCal.CH 28-520 C FUSで、実用的な機能が搭載されている。

ケースの外観を保持するため、通常は8時と10時位置にある現地時刻調整用のふたつのプッシュボタンに代わり、同位置に大型の調整ボタンが設けられており、タイムピースに付属するファンクション・ペンシルを用いて操作する。

 ケース径は直径42mmで、両カラーともにホワイトゴールドのケースに収められる。5924G-001モデルはブルーグレー・ソレイユ文字盤にグレイン仕上げネイビーブルーのカーフスキンストラップが合わせられている。

 また、5924G-010モデルには、ラック・カーキグリーンの文字盤にヴィンテージ仕上げオリーブグリーンのカーフスキンストラップが合わせられている。

カラトラバ・パイロット・トラベルタイム・クロノグラフ 5924G

文字盤は、ホワイトゴールドの数字と剣型時分針を配し、夜光コーティングで高い視認性を確保している。センター・クロノグラフ秒針と6時位置の60分計でさらに正確な時刻を確認できる。

 いずれのストラップもクリーム色のステッチが施され、ネジ止めピンバックルを備えており、パイロットが緊急装備を固定するために使用していたストラップからインスピレーションを得たデザインとなっている。

 本作は現行の5524G-001、5524R-001に加わり、7234G-001、7234R-001モデルは2023年初めに終了となった。



Contact info: パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター Tel.03-3255-8109


2023年 パテック フィリップの新作時計まとめ

https://www.webchronos.net/features/93342/
パテック フィリップ「カラトラバ トラベルタイム 5224R」。これは24時間時計の完成形か?

https://www.webchronos.net/features/94226/
パテック フィリップ「カラトラバ」の魅力を探る。その系譜や主要モデル

https://www.webchronos.net/features/52697/