【2023年新作時計】ロレックスから伝統的でありながら現代的な存在となる「パーペチュアル1908」が発表

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2023.04.30

1931年発表のオイスター パーペチュアルからインスピレーションを得た「パーペチュアル1908」が2023年の新作として発表された。ロレックスの歴史的慣習と時計製造における数々の技術革新を受け継ぎ、ロレックスの卓越性の追及を総合的に表現して生まれたものである。新しい自動巻きキャリバー7140が搭載されている。

パーペチュアル1908

1908という名前は「Rolex」の商標がスイスで正式に登録された年に由来する。


前衛的な視点で再解釈されたパーペチュアル コレクションの幕開け

パーペチュアル1908

ロレックス「パーペチュアル1908」
自動巻き(Cal.7140)。38石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約66時間。18KYG(直径39.0mm、厚さ9.50mm)。50m防水。261万9100円(税込み)。
「チェリーニ」コレクションに近いフォルムだが、数々の新しいデザインコードを備える。

  針とファセット加工のアワーマーカー、細かく刻まれたドームベゼルのフォルムは、ロレックスの時計製造の伝統を象徴している。光と影の輝きと反射が気品をもたらしている。展開されるのはイエローゴールドとホワイトゴールドのモデルで、ホワイトまたはブラックダイアルを備え、スリムなケースが特徴だ。

 

パーペチュアル1908

ロレックスのクラシカルな要素を含みつつ、新鮮な顔立ちとなっているのは時針のデザインが特徴的であることも大きい。

 3、9、12の数字と6時位置のスモールセコンドは1931年発表のオイスター パーペチュアルのスタイルを彷彿とさせつつも、現代的な要素も感じられる。ダイアル外周には“レイルロード”ミニッツトラックの目盛りがあり、特徴的な円形の時針、剣のような形の分針があり、「チェリーニ」とは別の時計であるということを強調している。

パーペチュアル1908

ケースの厚みは9.5mmで、エレガントな佇まいを見せる。

パーペチュアル1908

裏蓋はトランスパレントケースバックとなっており、ムーブメントの仕上げを観賞することができる。また、アリゲーターストラップの裏側はブランドカラーと同じグリーンとなっている。時計の着脱の際にカラーコントラストを楽しむこともできる。


新たな自動巻きムーブメント、キャリバー7140

パーペチュアル1908

開口部のある回転錘。

  ロレックスの特徴的なコート・ド・ジュネーブは縞模様の間に細かなポリッシュ仕上げの溝が施されていることが特徴である。時計製造の伝統を継承する一方、常に新たなものを追い求めている。

パーペチュアル1908

2枚の折り畳み式のブレードを備えた18Kイエローゴールドまたは18Kホワイトゴールド製のデュアルクラスプは手首の形状に合わせることで、快適な装着感を提供する。

 1980モデルには、ロレックスの時計技術者が開発した、センターのふたつの針と5時位置のスモールセコンドを備える新しい自動巻きムーブメントであるキャリバー7140が搭載されている。完全自社開発、製造のこのムーブメントは5件の特許を申請中だ。

 シロキシ・ヘアスプリング、クロナジーエスケープメントとパラフレックス ショック・アブソーバを備え、約66時間のパワーリザーブと優れたクロノメーター精度(日差-2~+2秒以内)を保証する。

パーペチュアル1908

ロレックス「パーペチュアル1908」
自動巻き(Cal.7140)。38石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約66時間。18KWG(直径39.0mm、厚さ9.50mm)。50m防水。276万8700円(税込み)。

 1920のエレガントな印象を損なわないために、スリムであることは重要だった。そのため、ロレックスのチームはムーブメントの性能を犠牲にせず、ケースの厚みをオイスター パーペチュアル コレクションと比較して3分の1にすることに取り組んだ。

 新たに用意されたムーブメントを搭載し、チェリーニとは異なる新たなコレクションが追加されたということで注目度が高いモデルである。ラグジュアリースポーツ一辺倒の時計需要にクラシカルでドレッシーな時計の人気が復活する兆しとも読み取れるのではないだろうか。



Contact info: 日本ロレックス Tel.0120-929-570


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