自社製機械式ムーブメントCal.0200を搭載した「ザ・シチズン」の純白ダイアルが限定モデルとして登場

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2023.07.19

シチズンにおいて「ザ・シチズン」は1995年に誕生した身に着ける人の人生に永く寄り添う存在であることを目指し「精度」「品質」「デザイン」「ホスピタリティ」に挑み続けるブランドである。今回発表されたのは自社製機械式ムーブメントCal.0200を搭載した純白のダイアルと漆黒のベゼルのコントラストが際立つ限定モデルである。

シチズン「ザ・シチズン」

ダイアルにはブランドシンボルとなっている「イーグルマーク」が配される。シースルーバックのK22製の回転錘にも見ることができるザ・シチズンの象徴は「常に先を見据え、理想を追求する」「身に着ける方に永く寄り添う」という理念を表している。


ダイアル上に静けさを感じる純白のダイアル

シチズン「ザ・シチズン」

シチズン「ザ・シチズン」
自動巻き(Cal.0200)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径40.0mm、厚さ10.9mm)。5気圧防水。104万5000円(税込み)。世界限定200本。

 自社製機械式ムーブメントCal.0200を搭載する「ザ・シチズン」メカニカルモデルから、純白のダイアルの限定モデルが発売される。Cal.0200は時間精度の長期持続性に優れるフリースプラング方式を用い、クロノメーター企画を超える時間精度である平均日差-3~+5秒を実現する高精度と、審美性を兼ね備えたムーブメントである。

シチズン「ザ・シチズン」

2010年に発表されたCal.0910以来、機械式ムーブメントが2021年に発表されたCal.0200である。

 マニュファクチュールであるシチズンの設計思想の想いを詰め込んだムーブメントがCal.0200である。ひとつひとつの部品精度を高めただけでなく、脱進機にはLIGA工法(微細構造物形成技術)を用いるなど、これまで「エコ・ドライブ」ムーブメントで培われた技術も採用されている。

 厳しい自社検査も実施され、6方向の姿勢、3段階の温度で設定した様々な条件下での検査をクリアしたものだけが自社規格検定合格証を付される。


革の黒ダイヤと称される姫路黒桟革のバンド

シチズン「ザ・シチズン」

トラップは一見ガルーシャ革のようにも見えるが、なめし技術と漆塗り技術を融合させた職人技が生み出す「姫路黒桟革」の牛革である。

 本作の特徴のひとつであるのがストラップだ。深みのある艶を持つ姫路黒桟革は牛革を使用し、なめし技術と漆塗り技術を融合させ、まるで小さなダイヤの粒を無数に散りばめたように見えるため「革の黒ダイヤ」とも称される。

 手作業でシボに漆を施し、乾燥と塗りを繰り返すことによって作り出される深みのある黒い艶と量感である。摩擦に強い特性により、古くは大将クラスの甲冑にも使われていたことがあり、現在では剣道の胴胸などの武道具に使用されている。非常に手間がかかるため、熟練の職人でも作ることができる数は限られている。

シチズン「ザ・シチズン」

ベゼルはジルコニアセラミックがセットされ、電鋳手法で仕上げた白ダイアルが組み合わされる。電鋳手法とは電気鋳造の略でモデルの表面に電気化学反応で金属イオンを付着させる金属転写技術である。表面の凹凸をナノレベルまで調整可能だ。

 純白のダイアルとヘアラインで仕上げた漆黒のベゼル、深みのある艶が特徴的なストラップの組み合わせが、柔らかさと硬質のコントラストを生み出している。高精度と審美性を追求した機械式ムーブメントのイメージに繋がる、身に着ける人の芯の強さをも感じさせる佇まいである。


Contact info: シチズンお客様時計相談室 Tel.0120-78-4807


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