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(一般に公開)

『CWC研究・G10を讃え尽くす』❹ ~2018年05月14日05:55



今回、本国英国より取り寄せたのがG10
CWCの代名詞と言っても良いロングセラーモデルだ。
CWCには3枚看板がある。
ミルサブの後継となったダイバーズ、Valjouxムーヴ搭載のクロノグラフ、そしてこのG10だ。
3モデル共に完成度の高いデザインであり、陸海空軍向けの三位一体コレクションでもある。

***

G10の起源は1980年に英国国防省(MOD)向けに納入開始されたクォーツモデルに遡る。
当時はそのケース厚の為にFat-Boyとニックネームがついたことは有名だが、
現在モデルのケース厚は約10mmなので標準的な扱い良さとなっている。

MovementはETA955.102であるが、この機械のデザインは可也好み。
7石、25.6mm径、2.5mm厚のムーヴだが、何と言っても配線をあしらったかのような
地板デザインが気分である。このムーヴが入っていることを想像するだけで、
GS9F系同様な満足感が得られる、と言えば言い過ぎだろうか。

防水性能は5ATMなので水中での使用には向かないが、
そこはミリタリー時計、ちょっとした雨天や水濡れには何ら問題無い。
つまり、通常のアウトドアユースには楽々合格、と言う訳だ。

***

レイルウェイサークル、針は全体にL夜光(=Luminova)がビッシリ盛られている。
Longinesレジェンドダイバーズ復刻のような『針先だけの夜光』とは異なる点が、
現役MOD納入モデルとしての意地であろう。
マットな黒文字盤、サンドブラストをかけたような光反射を抑えたシルバーケース、
ケース一体型のリューズガード、小振りなケース形状等等、語るべき点はゴマンとあるのだが、
筆者の一番の好みは裏面の『バッテリー・ハッチ』である。
SWATCHでは全モデルに採用されているアレだ。
電池交換の簡易性を考慮したハッチであるが、個人的にはクォーツ時計には全部、
採用して欲しい程の便利機構である。

この正式名称は不明だが、海外では『バッテリー・ハッチ』と呼ばれている。
潜水艦のhatchを連想させる呼称だが、hatchとは元来、昇降口を意味する。
正にボタン電池の昇降口であるのでバッテリー・ハッチとは云い得て妙、の表現だ。

このハッチさえあればコイン一つで電池交換が可能となる。
裏蓋をこじ開ける手間も傷付けるリスクも無い画期的な構造である。

CWCと良く混同されるMWCでは、このバッテリー・ハッチ構造は採用されていない。
CWC G10の最大の特徴を問われれば、筆者は躊躇なく『バッテリー・ハッチ』と答えるのだ。

  • 気になる時計
  • ミリタリー

コメント

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2018年
05月14日
05:58


今回はCWC本社から直接購入したのだが、同封されてきたinvoiceの住所には
発送人が”SILVERMANS LTD”とあった。

前回詳述した通り、CWCがSilvermans の傘下に入って以来、今でもその経営形態は
変わっていないようだ。写真に見えるSilvermans では時計以外のミリタリーグッズを
販売している直営小売店も兼務している。

2018年
05月14日
06:01


過去もモデルでは写真のようなETA955.114が搭載されていたが、
基本構造は現在のETA955.102と変わらない。
但し、写真から分かるようにその地板の色や回線基盤?の色が時代によって
異なっているようだ。

2018年
05月14日
06:05


G10はこのような『缶箱』に入って届いた。
CWCは度の時計も基本的には同じような扱いで、
この缶箱もミリタリ仕様の一環として気分がある。

クッション素材に埋まっているので、このまま携帯用に持ち運べるのは嬉しい。

2018年
05月14日
06:13


NATO Strapも自分の好みの色が選択出来る。
MOD向けには通常、グレイのNATOが標準装備されるが、
今回は迷わずJBタイプを選択。

マットシルバーのケースにJBは良く似合う。
NATO軍が正式採用しているフィリップス社製G10が装着されており、
その独特な美錠形状にはPHOENIX社銘の代わりに、CWCマークが刻印されている。

腰があってしっかりとした素材のNATOである。

2018年
05月14日
06:26



蛇足だが、裏面の数字の意味について備忘録として記す。

W10 = ROYAL ARMY(陸軍)向け
6645= 時計類の品番
99  = UK向け
5415317 = General Purpose Watchとしての品番
3行目はシリアル・生産年度、の個別番号

G10モデルはその小振りで凝縮されたシンプルなデザインから
略オールマイティな役割をこなせる一本となる。

この時計があれば日常生活の8割で不自由はあるまい。
勿論、NATO Strapを色違いで2~3本持つことは必須であるが。

Broad Arrowマーク、そしてCWC社名が刻印されているのが誇らしい。
米軍用ミリタリ時計とは異なり、NATO軍及びMOD向けのG10はフォントデザイン含めて
それらしい気品さえ備わっているのがバッテリー・ハッチと共に最大の特徴である。。。

2018年
05月14日
08:51

6: LEM

いい顔していますね。レイルウェイサークルは時計の表情をグッと引き締める効果があるように思います。
G10についての記述、非常にわかりやすく勉強になります。
バッテリーキャップは確かに便利ですね。
裏蓋全体ははめ込み式になりますが、電池交換以外で開けることがまずないクオーツ時計ですから、防水性の確保は問題無しですね。
人に頼らず自分で管理していけるというのは本当にありがたいです。

2018年
05月15日
07:15

LEMさん、コメント有難う御座います。
自己完結しているブログですので、
ここへの一般メンバーによるコメント数は圧倒的にマイナーです(笑)
レイルウェイINDEXのように、秒単位のマーカーがあるのは便利です。
但し、クォーツですとINDEX上にビシっと秒針が来ないとフラストレーション堪りますが、
幸い今回のブツはビシっと来ました(安堵)

歴代G10を調べると中身の機械によってそのバッテリーハッチの位置も異なります。
以前は今のようなセンターに来ないハッチもありましたが、
現在のETA955シリーズ搭載になってからはセンター位置をキープしているようです。
非常に凝縮感を感じる全体の作りは可成りの満足度を与えてくれます。
どこの工場(会社)で委託生産されているのか、非常に興味が湧きますね。
情報お持ちの方のコメントお待ちします。。。

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