【75点】ロンジン/ヘリテージ ミリタリー

FEATUREスペックテスト
2017.08.29

気高く戦闘に挑む
ロンジン/ヘリテージ ミリタリー

戦争において必要に迫られて発展してきたのがミリタリーウォッチだ。現代の日々の生活の中で、荒波をかき分けるソルジャーにふさわしい、エレガントな一品を見てみよう。

アレクサンダー・クルップ: 文 Text by Alexander Krupp
ロンジン: 写真 Photographs by Longines
市川章子: 翻訳 Translation by Akiko Ichikawa

point

・装着性と操作性に優れている
・昼夜を問わず視認性が高い

point

・スモールセコンドと日付がベストポジションではない

ロンジン
1832年、スイス・ジュラ地方のサンティミエに創業。地域の歴史そのものを担ってきたほどの長い伝統がある。スウォッチ グループに所属し、傘下のブランドの中でも抜群のコストパフォーマンスで知られる。かつては自社製オリジナルムーブメントを製造していたが、現在はグループ内系列企業のETA社の汎用ムーブメントまたはロンジン専用ムーブメントを使用する。自動巻きは約20万円、自動巻きクロノグラフは約35万円から手に入る。