ダニエル・ロートは「エクストラ プラット」にオープンワーク仕様を取り入れた新作「エクストラ プラット ローズゴールド スケルトン」を披露した。均整の取れたダブルエリプス(楕円形)ケースに、従来の機能性を維持しつつ、大胆な肉抜きと美麗な装飾を施した新開発ムーブメント、Cal.DR002SRを搭載したタイムピースである。毎年、数量限定で生産・販売が行われる予定だ。

「エクストラ プラット」をオープンワークで再解釈
「エクストラ プラット」は、1990年に時計師ダニエル・ロートが手掛けた薄型ドレスウォッチをルーツに持つ、クラシカルな2針のモデルだ。2023年に同ブランドが「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」の傘下に入って復活を遂げたのち、このアトリエが開発、製造を手掛けることで誕生した。スリムなフォルムと、そこに集約された現代的な機能性を特徴としており、薄型時計を複雑機構と捉えていた、創業者の哲学を体現するコレクションとして展開されている。
今回、その新作として登場したエクストラ プラット ローズゴールド スケルトンは、象徴的なダブルエリプスケースのスリムなシェイプや機能性を維持しつつ、オープンワークを取り入れたタイムピースである。

手巻き(Cal.DR002SR)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。18KRGケース(縦38.6×横35.5mm、厚さ6.9mm)。30m防水。8万5000スイスフラン(税別)。
ブランド創設当時、ダニエル・ロートは技術的な検証と卓越した技術力の証明も兼ねて、一部モデルのスケルトン版を製作していたが、エクストラ プラットがスケルトン化された前例はなかったという。新作では、18Kローズゴールド製のダブルエリプスケースに、新開発ムーブメントのCal.DR002SRを搭載することで、アイコニックな本コレクションが持つ、洗練された構造美を再解釈している。

本作のハイライトとなるムーブメントは、エクストラ プラットの従来モデルに搭載されているCal.DR002をベースに、スケルトン加工を施したものだ。ブリッジとプレートの形状が根本的に再設計されており、剛性や計時精度を損なうことなく、構造に可能な限りの軽やかさと透明感が与えられている。加えて、ケース厚6.9mmというスリムさを保ちながらも、フリースプラングテンプや、約65時間のパワーリザーブといった仕様を継承している点は特筆すべきである。


なお、構造美を際立たせるよう、表示部はミニマルに洗練されており、時分針以外のインデックスやミニッツスケールなども省略されている。これらの針は鮮やかなブルーに仕上げられており、ケース、ムーブメントに用いられたローズゴールドとの、鮮烈なコントラストを生んでいる。



