ダニエル・ロート「エクストラ プラット」にプラチナ製ケースをまとったモデルが登場

2026.06.15

ダニエル・ロートは「エクストラ プラット」の新作として、プラチナ製ケースを備える「エクストラ プラット プラチナ」を披露した。ダニエル・ロートにとってのシグネチャーであるダブルエリプスケースやギヨシェ装飾を全面に施したダイアルを特徴としており、ムーブメントは引き続き、専用開発された手巻きムーブメントCal.DR002を搭載する。

ダニエル・ロート エクストラ プラット プラチナ


伝統的なサヴォアフェールが息づく、プラチナ製のタイムピース

 ダニエル・ロートは、時計師ダニエル・ロートが手掛けたスリムウォッチをよみがえらせた「エクストラ プラット」に、プラチナ製ケースモデルを新たに追加した。

ダニエル・ロート エクストラ プラット プラチナ

ダニエル・ロート「エクストラ プラット プラチナ」
手巻き(Cal.DR002)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。Ptケース(縦38.6×横35.5mm、厚さ7.7mm)。30m防水。6万5000スイスフラン(税別)。

 ブランド復活後2度目の採用となったプラチナは、稀少であるだけでなく、伝統的なウォッチメイキングを象徴する素材でもある。ゴールドに比べて高密度であることから加工が難しいとされており、製作にはゴールドの3倍もの時間が費やされることもあるという。

 全体の造形は、2025年に登場した「エクストラ プラット スースクリプション」や「エクストラ プラット ローズゴールド」と同様だ。ブランドのアイデンティティーであるダブルエリプスケースはラウンドとスクエアの要素を組み合わせたユニークな、そして優美なフォルムを有している。加えて、コンパクトなケースサイズと、オリジナルモデルを彷彿とさせるわずか7.7mmという薄さも特筆すべき点となる。

ダニエル・ロート エクストラ プラット プラチナ

下向きに緩やかなカーブを描くラグは、伝統的な製法にのっとって手作業でケースにはんだ付けされている。ストラップは、ライトタンカラーのカーフレザーを採用。

 ダイアルのベースにはソリッドなホワイトゴールドが使用され、手動旋盤によってピンストライプギヨシェが全面に施された。また、ローマ数字が記されたゴールド製のミニッツディスクの縁にはフィレ・ソテ模様が見られるほか、12時位置にはダニエル・ロートの名がブラックで転写されるなど、ミニマルかつクラシカルながらも独創性あふれる表情にまとめられている。

ダニエル・ロート エクストラ プラット プラチナ

ピンストライプギヨシェ装飾は、ローズエンジン旋盤を用いて1本1本のラインが個別に刻まれている。本作のように深さや間隔を均一にするためには、職人の極めて精密なコントロール技術が必要となる。

 ムーブメントは、従来の2針モデルから引き続き、Cal.DR002を搭載する。「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」のマスターウォッチメーカーである、ミシェル・ナバスとエンリコ・バルバシーニの監修によって専用開発された手巻きムーブメントである。ケースと同じくダブルエリプス形状の独特なフォルムに設計されており、厚さわずか3.1mmという薄型設計でありながら、構造と装飾の両面でトラディショナルな高級腕時計製造の特徴が押さえられている。

ダニエル・ロート エクストラ プラット プラチナ

トランスパレントバックからはムーブメントを観賞することができ、その駆動に加え、70以上の工程を経てすべて手作業で磨き上げられた装飾の数々を堪能できる。

ムーブメント ブリッジ

トランスパレントバックからはムーブメントを観賞することができ、その駆動に加え、70以上の工程を経てすべて手作業で磨き上げられた装飾の数々を堪能できる。

 また、本機では、4本のアームに可変慣性錘を持つフリースプラングテンプによって安定した精度が確保されている。パワーリザーブは約65時間を有しており、実用面でも抜かりのないムーブメントと言える。


Contact info: ダニエル・ロート https://www.danielroth.com


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