ウォッチギャラリーのART IN TIMEが独立系時計ブランドを集めた初号店を銀座にオープン

2026.10.22

ART IN TIMEが、独立系時計ブランドを中心に独創的なタイムピースを紹介する時計ギャラリー「ART IN TIME TOKYO」を東京・銀座にグランドオープンした。2019年にモナコ・モンテカルロで誕生したART IN TIMEにとって、初の海外拠点となる。

ART IN TIMEは2026年7月にソフトオープンしており、今回のグランドオープンには創業家よりカール-フリッツ・ショイフレ(写真中央)のほか、ヨーロッパ各国から独立系時計ブランドの代表者や関係者が集まった。


ART IN TIMEが初の海外拠点「ART IN TIME TOKYO」を東京・銀座にグランドオープン

 ウォッチギャラリーのART IN TIMEが、初の海外拠点となる「ART IN TIME TOKYO」を東京・銀座にグランドオープンした。ART IN TIMEは、独立系時計ブランドを中心に独創的なタイムピースを紹介しており、その特徴は、腕時計のスタイルやコレクションの類似性ではなく、独立性、創造性、稀少性という価値観を重視していることだ。独自の個性を持ち、少量生産や限定生産によって作品を生み出すブランドを選定し、時刻表示の新たな解釈や独創的なムーブメント構造、ケースデザインなど、多様なアプローチを盛り込んだタイムピースを紹介している。

2021年に創業したフランスの新進気鋭の卓上時計ブランド、メゾン・アルセ。ブランドを象徴する「ペルセ」は、オーナー自身の手で組み立てるユニークなDIYクロックだ。

 ART IN TIME TOKYOでは、ボヴェ、クロノメトリー・フェルディナント・ベルトゥー、レッセンス、トリローブ、アーミン・シュトローム、ラング&ハイネ、グローネフェルドなどがオープニングパートナーとして名を連ねる。ショパールのL.U.Cやアルパイン イーグルも紹介されるほか、HUMANS SINCE 1982やレペ 1839、マーク・ニューソン アワーグラスなども加わり、腕時計にとどまらない「時」にまつわる作品が集う場となっている。

時計そのものに目を向けるギャラリー空間

 店内は、厳選した作品をミニマルな設えの中で展示する空間デザインが採用される。ブランド名やロゴを過度に強調せず、展示全体に統一感を持たせることで、個々の時計の造形や仕上げを際立たせている。ショーケースも、その存在を意識させないように設計され、作品そのものに視線が向かうよう配慮されている。

壁面には腕時計をはじめ、「時」に関わるオブジェが多数展示されており、ART IN TIMEの世界観を存分に堪能することができる。

 ART IN TIMEが使命として掲げるのは、ウォッチメイキングを芸術の域へと高めた、真に卓越した作品のみを紹介することだ。同ギャラリーはこうした厳選したタイムピースを紹介する場として、今後は「時間」をテーマとする他の芸術分野にも、その領域を広げていく予定である。

ショパール共同社長の時計作りへの情熱と、日本とのつながり

 ART IN TIMEを主導するのは、ショパール共同社長のカール-フリードリッヒ・ショイフレである。ウォッチメイキングの伝統継承にも取り組んできた彼は、スイスのフルリエに「L.U.CEUM」を設立し、時計製造の歴史や伝統を次世代に伝える場としてきた経緯を持つ。また、2015年には、その指揮の下でクロノメトリー・フェルディナント・ベルトゥーを復興させ、歴史的な時計師の功績を現代の時計作りへとつなげてきた。

 彼は、日本の文化や職人技に関心を寄せてきた人物でもあり、過去にショパールにおいて日本に着想を得たL.U.Cの限定モデルを手掛けたことがある。その取り組みは意匠だけにとどまらず、フルリエの職人が日本で学んだ技術をダイアル製作に取り入れた例もある。今回、初の海外拠点に東京を選んだ背景にも、日本の美意識や工芸、そして時計愛好家の深い知識に対する敬意がある。

 グランドオープン当日には、カール-フリードリッヒ・ショイフレの息子であるカール-フリッツ・ショイフレが、ヨーロッパ各国から来日したブランドの代表者や関係者とともにセレモニーに出席した。ウォッチメイキングへの情熱を持つ人々が集い、それぞれの哲学や独創的な世界観に触れながら、東京での新たな門出を祝う機会となった。

 ART IN TIME TOKYOには、普段なかなか見ることのできないマイクロブランドをはじめ、「時」にまつわる多くのオブジェが一堂に会している。ぜひ一度足を運んでみてはどうだろうか。

店舗概要

ART IN TIME TOKYO
所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座2-4-14 8階
営業時間:11:30~19:30
定休日:毎週火曜・水曜
Tel.03-5524-8965
メール:tokyo@art-in-time.com
公式サイト:https://www.art-in-time.com/ja/


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