ミネラル強化ガラスを採用した透明なケースが特徴の、リトモ・ムンド「ペガサス」コレクション

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2024.05.08

2002年に創業し、ユニークなデザインの腕時計を展開するリトモ・ムンド。今回は八角形ケースの「ペガサス」コレクションの新作を紹介する。本作の最大の特徴は、ミネラル強化ガラス製のケースだ。ムーブメントもスケルトナイズされ、インナーベゼルと針のカラーリングが異なる、いくつかのバリエーションが用意されている。

リトモ・ムンド「ペガサス」

リトモ・ムンド「ペガサス」
手巻き。パワーリザーブ約48時間。ミネラル強化ガラスケース(直径44mm、厚さ11.3mm)。3気圧防水。参考価格3000ユーロ(約50万円)。
Originally published on Montres De Luxe
[2024年5月8日公開記事]


ケースにミネラル強化ガラスを採用した、リトモ・ムンド「ペガサス」

 サファイアクリスタル製ケースを備えた腕時計が登場してから10年以上が経つ。これまでウブロやリシャール・ミルを筆頭に、ベル&ロスやジラール・ペルゴ、アーティア、オーデマ ピゲといったブランドが、サファイアクリスタル製ケースの腕時計を手掛けてきた。

 しかし現在でも、サファイアクリスタル製ケースを提供するブランドは多くない。サファイアクリスタルは加工に時間と手間を要するため、製造コストが非常に高いことが原因である。中国のメーカーであっても、サファイアクリスタルのモデルは非常に高コストとなる。

 今回紹介するリトモ・ムンド「ペガサス」の魅力はそこにある。サファイアクリスタルのような外観を堪能でき、3000ユーロ(約50万円)という価格設定だからだ。

リトモ・ムンド「ペガサス」

インナーベゼルと針は、ブルーやオレンジ、グリーン、ブラック、グレーなど、カラーバリエーションが豊富に用意されている。

 2002年にアリ・ソルタニが創業したリトモ・ムンド。同ブランドは、どのようにしてこの価格を実現したのか? それはシンプルに、ケースがダイヤモンドの次に硬いモース硬度9のサファイアクリスタル製ではなく、モース硬度7のミネラル強化ガラスだからである。硬度は少し下がるが、それでも非常に硬いものであることに変わりはない。

 このケースは直径44mmで、30mの防水性能を備えた八角形であり、4本のネジにより留められている。ガラスケースにより、スケルトナイズされた機械式ムーブメントはもちろんのこと、全体が露わになっている。インナーベゼルにカラーバリエーションが用意されており、針も同色でまとめられている。

 シリコン製ストラップには、ステンレススティール製の尾錠が付属している。

リトモ・ムンド「ペガサス」

インナーベゼルにストーンがあしらわれたモデルも展開されている。


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