Kis-My-Ft2の宮田俊哉さんも登場。時計専門誌『クロノス日本版』創刊 20周年パーティーを開催しました!

FEATUREその他
2025.11.28

2025年10月4日に発売された最新号で、時計専門誌『クロノス日本版』は創刊20周年を迎えた。この周年を記念して、発行・発売元である株式会社シムサム・メディアは、11月6、7日の2日間にわたり、東京・赤坂プリンス クラシックハウスで祝賀会を開催。本記事では1日目の様子を、会場の写真とともに紹介する。

鶴岡智恵子(クロノス日本版):文
Text by Chieko Tsuruoka (Chronos-Japan)
三田村優:写真
Photographs by Yu Mitamura
[2025年11月29日公開記事]


創刊20周年を迎えた『クロノス日本版』

 緻密な取材の下、独自の切り口で時計業界の最新ニュースや重要トピックスを取り上げてきた時計専門誌『クロノス日本版』は、2025年10月4日に発売された最新号で、創刊20周年を迎えた。

クロノス日本版 11月号

2025年10月4日に発売された『クロノス日本版(以下クロノス)』11月号(Vol.121)。第1特集は創刊20周年記念として、「時計産業の過去、現在、そして未来」を取り上げている。

 この節目を祝して、発行・発売元の株式会社シムサム・メディアは、11月6、7日の2日間にわたって祝賀会を開催した。場所は、東京都千代田区紀尾井町の赤坂プリンス クラシックハウスだ。1日目にはブランドや広告代理店、販売店といった取引先を、2日目は読者を招待し、これまでクロノスを支えてくれた人々に感謝を伝え、ささやかながらクロノスらしい催しを楽しんでもらう場とした。

 本記事では、この1日目のパーティーの様子をレポートする。撮り下ろし写真とともに、会場の雰囲気を楽しんでほしい。

創刊20周年の祝賀会を行った、赤坂プリンス クラシックハウス。
〒102-0085 東京都千代田区紀尾井町1-2 東京ガーデンテラス紀尾井町内


“クロノスらしい”会場へ

来場者を迎えるのは、創刊20周年号となったクロノスの121号のパネル。表紙はオーデマ ピゲ「ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン フライング トゥールビヨン クロノグラフ(RD#5)“150周年アニバーサリー”」だ。

 赤坂プリンス クラシックハウスの会場内は、クロノスのこれまでの歩みを感じられる飾り付けを行った。ホワイエ、メイン会場、中庭まで、“クロノスらしさ”を全面に押し出した空間となっている。

メイン会場には、これまで発行してきたクロノスがズラリ。

中庭には、創刊20周年を記念して作成したロゴが投影された。

レセプションに展示されたのは、『クロノス日本版』の初代発行人である、故・松﨑壮一郎のメモリアルパネルだ。パーティーが始まると、松﨑が語った“雑誌創り”における極意と思い出の写真を、彼と親交が深かったたくさんの取引先の面々が、じっくりと観賞していた。なお、左手側のスタンドには、創刊10周年の祝賀会の際の写真を載せている。

フォトスポットも、20年にわたって時計を扱ってきたクロノスらしく、「時」にまつわる偉人の名言を背景にしている。

「雑誌をつくる人々」の、メッセージボード。弊社の社員のほか、ドイツの『WatchTime』や『クロノス韓国版』、そして時計メディアサイト『watchesbysjx.com』の創設者であるSJXなどのメッセージも掲載されている。

メインステージには、創刊20周年のロゴと、松﨑がこの日のために用意していた「NO WATCH, NO LIFE」のキャッチフレーズ。


宮田俊哉さんと広田雅将のトークショーほか、スペシャルイベントも用意

 パーティーは、『羽鳥慎一モーニングショー』『有働タイムズ』(いずれもテレビ朝日)でお天気キャスターを務める片岡信和さんをMCに、進められた。

MCは片岡信和さん。1985年、東京都生まれ。片岡さんはお天気キャスターのみならず、俳優や声優、さらには作家としても活躍している。

 目玉のイベントは、片岡さんのほか、Kis-My-Ft2の宮田俊哉さんを交えた、編集長・広田雅将とのトークセッションだ。宮田さんは広田と初対面ではない。以前、TOKYO FMで広田がパーソナリティーを務めるラジオ番組「BEST ISHIDA Presents クロノス日本版 Tick Tock Talk♪」に出演し、広田と時計談義を繰り広げた。なお、クロノスと同様、Kis-My-Ft2にとっても今年は結成20周年の節目の年となる。

 愛用のA.ランゲ&ゾーネ「1815 アニュアルカレンダー」を身に着けた宮田さんが登場すると、会場は一気に沸いた。宮田さんはオタクアイドルの呼び声が高く、時計への熱量も非常に高い。登場前の楽屋でも、広田との時計談義が止まらなかったという。

 今回も、そんな宮田さんの時計経歴や憧れの1本、そして時間との向き合い方について、熱い、そして厚いトークとなった。

Kis-My-Ft2の宮田俊哉さん。1988年、神奈川県生まれ。2011年、シングル『Everybody Go』でデビューした。

広田と時計について熱く語る宮田さん。袖口からは、A.ランゲ&ゾーネ「1815 アニュアルカレンダー」がのぞく。シースルーバックからムーブメントを観賞できる仕様で、宮田さんは片岡さんに「ほら、見てくださいよ!」と笑いかけた。

宮田さんの時計との付き合い方はもちろん、「自分の限られた時間を何に使うのかって考えた時、僕はやっぱりKis-My-Ft2っていうグループに時間を使っていきたいと思いました」という、時間をどう使うか、時間との向き合い方のトークも印象的であった。

 また、じゃんけん大会も、大いに盛り上がったイベントのひとつだ。

 広田とじゃんけんをしていき、勝ち上がったゲストに豪華賞品が贈られる、というものだ。賞品はシャンパン2本セット、ワイン2本セット、今半カタログギフト、赤坂クラシックハウス ペアディナーお食事券、星のや 竹富島または星のや 沖縄の宿泊券。会場内では激闘が繰り広げられた。

じゃんけん大会の賞品のひとつ、ローラン・ペリエの「グラン シエクル」。

広田も真剣にじゃんけんをする。

生前の松﨑と親交が厚く、一緒に台湾旅行にも行っていた松山猛氏。

 こういったイベントのほか、来場者は編集部や宮田さんとの歓談を、心ゆくまで楽しんでもらった。約1時間30分に及ぶパーティーは、盛会のうちに終わったと言える。来場者からも「楽しかったです」「ご招待をありがとうございます」の声が多々あった。

 創刊10周年にも祝賀会を開催したが、ここまで大規模なイベントを弊社主催で行うのは初。このパーティーは故・松﨑壮一郎が企画し、急逝する直前まで社員とともにプランを練ったものだ。彼が思い描いていたような盛会になったのではないかと思うと同時に、松﨑の精神を受け継ぎながら、今後も“時計を愛する読者”とともに、豊かな未来の時を刻み続けていきたい。



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『クロノス日本版』創刊20周年に寄せて

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クロノス日本版 11月号(Vol.121)発売中!

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創刊20周年を迎えた『クロノス日本版』が、時計業界の20年を振り返りつつ最新号を解説!

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