2026年1月19日〜21日の3日間にかけて、イタリア・ミラノで開催されたLVMHウォッチウィーク。ブルガリは小型ムーブメントの製造技術を生かした、華やかでエレガントなレディースウォッチを発表した。
Text by Tsubasa Nojima
[2026年1月27日公開記事]
「マグリア ミラネーゼ モネーテ」

手巻き(Cal.BVP100)。2万1600振動/時。パワーリザーブ約30時間。18KPGケース。要価格問い合わせ。
1960年代にブルガリが発表した「モネーテ」を現代的に再構築したモデル。西暦198年から297年に鋳造されていた、カラカラ帝が描かれたコインを配したカバーを開くことによって、マザー・オブ・パール製のダイアルが出現する仕組みだ。ダイヤモンドインデックスとピンクゴールドプレートの時分針が組み合わされている。コインの周囲とリュウズにはブリリアントカットダイヤモンドがセットされ、手元を煌びやかに飾る。

エレガントなケースデザインもさることながら、18Kピンクゴールド製のミラネーゼメッシュブレスレットも注目すべき要素だ。金糸を編み込んで製作されるミラネーゼメッシュは、ルネサンス期にミラノの金細工師によって開発されたものだ。その滑らかな肌触りが、本作にしなやかな装着感と繊細なデザインを与えることに成功している。
ムーブメントは、「ピコリッシモ」と名付けられた手巻きのCal.BVP100を搭載している。直径13.5mm、厚さ2.5mmのレディース用極小ムーブメントだ。
「トゥボガス マンシェット」

自動巻き(Cal.BVS100)。28石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。18KYGケース。要価格問い合わせ。
1974年にブルガリが発表したアーカイブモデルをモチーフとする、ハイジュエリーウォッチ。18Kイエローゴールド製のブレスレット一体型ケースを採用し、螺旋状にうねる優雅なデザインに仕上げられている。ブルガリのシグネチャーであるトゥボガスは、1940年代に登場した意匠であり、モジュール構造によるしなやかさと、個々のパーツを成形し磨き上げることによる高い審美性を兼ね備えている。
放射状に広がるダイヤモンドに加え、大粒のスペサルタイト、シトリン、ルベライト、ペリドット、アメシスト、トパーズがセットされ、眩い輝きを放つ。 時分針が配されたラウンド型のダイアルには、パヴェダイヤモンドがあしらわれている。

ムーブメントは、レディース用の機械式自動巻きムーブメント、Cal.BVS100「レディ ソロテンポ」を搭載。ローターには蛇の鱗をモチーフとしたパターンが刻まれ、シースルーバックから鑑賞することが可能だ。小径ながら約50時間ものパワーリザーブを備えている。
「セルペンティ セドゥットーリ」

自動巻き(Cal.BVS100)。28石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。18KPGケース(直径34mm)。30m防水。要価格問い合わせ。
ブルガリのシグネチャーとして知られる、蛇をモチーフとした「セルペンティ」は、クレオパトラが身に着けたジュエリーの華やかさに着想を得て誕生したコレクションだ。今回発表された新作「セルペンティ セドゥットーリ」は、蛇の鱗を思わせるしなやかなブレスレットを特徴としている。
蛇の頭をモチーフとした丸みを帯びた三角形のケースは、18Kピンクゴールド製。ダイアルは、鮮やかなグリーンのマラカイトと、上品なホワイトオパーリンの2種類が用意され、ピンクゴールドプレートの針とインデックスが組み合わされている。ベゼルにはブリリアントカットダイヤモンド、リュウズにはピンクルベライトがあしらわれ、全体を華やかにまとめる。

自動巻き(Cal.BVS100)。28石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。18KPGケース(直径34mm)。30m防水。要価格問い合わせ。
18Kピンクゴールド製ブレスレットは、鱗をモチーフとした六角形のコマで構成されている。ホワイトオパーリンダイアルのモデルには、ブレスレットにもブリリアントカットダイヤモンドがあしらわれ、より輝きを増している。
機械式自動巻きムーブメントCal.BVS100 レディ ソロテンポを搭載し、その動きと仕上げをシースルーバックから鑑賞することが可能だ。




