ここ10年で大きく成熟した高級時計市場。牽引の担い手となったのは、2015年頃から始まったラグジュアリースポーツウォッチの一大ブームだった。質的な拡大を経て、いま目利きの時計愛好家たちは、ファッション性よりも未来に残る時計に関心をシフトさせている。ではどんな時計が未来の時計遺産たり得るのか? 著名なジャーナリストによる特別寄稿と、識者たちへの聞き取りで、過去と未来を繋ぐマスターピースの条件を浮き彫りにする。

Photograph by Masanori Yoshie
「未来に残る時計たち」とは?
『クロノス日本版』2024年9月号(Vol.114)で特集した「未来に残る時計たち」。ギズベルト・L・ブルーナーやSJXなどのジャーナリストから、パルミジャーニ・フルリエのCEOであるグイド・テレーニや飛田直哉といった作り手に至るまで、さまざまな識者たちへの聞き取りによって、そんな時計の条件をひもといていった。ここでは、その掲載記事の一覧を紹介する。










