文字盤までリンクで構成されているかのように錯覚する「ピアジェ ポロ 79」に、18Kホワイトゴールドと18Kイエローゴールドのツートンモデルが登場。ゴールドによる造形と薄い仕立てにピアジェの技術が光る。

オリジナルの「ピアジェ ポロ」は、ピアジェ4代目社長のイヴ・ピアジェがドレスシーンだけでなく、ポロクラブやナイトクラブでも着用したことが伝えられている。本作はエレガントでスポーティーな本質をそのままに、ツートンカラーで彩った。自動巻き(Cal.1200P1)。25石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約44時間。18KYG×18KWGケース(直径38mm、厚さ7.45mm)。5気圧防水。予価1540万円(税込み)。
Text by Shin-ichi Sato
Edited by Yuto Hosoda (Chronos-Japan)
[クロノス日本版 2026年3月号掲載記事]
ブレスレットと錯覚する傑作にツートンモデルが登場
ピアジェは1969年、ウォッチメイキングとハイジュエリーの技術を融合させたゴールドジュエリーウォッチの「21st センチュリー」コレクションを発表する。そのうちのひとつ「ピアジェ ポロ」は、ストレートなブレスレットのシルエットを持つ、エレガントでありながらスポーティーな傑作のひとつだ。ピアジェ ポロ最大の特徴は、文字盤および文字盤のサイドにも、ブレスレットのリンクを思わせる造形を配していることで、文字盤の存在を感じさせない、連続したデザインを実現している。

その後、このアイコニックなデザインは2024年にメゾンの創業150周年に合わせて「ピアジェ ポロ 79」として復活し、18KYGモデルがリリースされる。翌年には18KWGモデルが発表。そして2026年、ホワイトゴールドとイエローゴールドのツートンモデル「ピアジェ ポロ 79 ツートーン」が発表された。オリジナルモデルの特徴は本作にも引き継がれており、ホワイトゴールド製のコマと、それをつなぐイエローゴールド製のリンク状のパーツが反復するデザインで、これは文字盤上も、そのサイドにもつながっている。これにより文字盤もリンク構造を持つかのように錯覚する仕上がりとなっている。

搭載するのは厚さが2.35mmの超薄型ムーブメント、Cal. 1200P1である。その薄さの恩恵により、ブレスレットを思わせるプロポーションを崩しておらず、エレガントなスポーツウォッチというコンセプトを体現している。
時間表示はドーフィン型の時分針と、文字盤外周のドットスケールのみと、エッセンシャルなデザインで、ホワイトゴールドとイエローゴールドが反復する造形の魅力を最大限に引き立てている。



