さまざまなシーンで活躍している女性たちのストーリーをご紹介します。
政井マヤさん
ーを務めるニッポン放送「政井マヤ 世界ぐるっとカフェトーク」は4年目を迎えた。
フリーアナウンサーの政井マヤさんは、TBSの情報番組「ビビット」にコメンテーターとして出演するなど、活躍の場を広げている。彫りの深い顔立ちの政井さんはメキシコ人の父と日本人の母の間に生まれ、ふたつの文化的背景を持つ魅力的な女性だ。
最近買ったお気に入りはポメラートの「ヌード」。ローズゴールドのリングに大きめなホワイトトパーズの一粒石があしらわれている。「実は最近、メキシコに住む大好きな祖母が亡くなってしまったんです。その形見となるようなものが欲しいなと思っていたところに、『ヌード』を雑誌で見かけて運命的なものを感じました」。
メキシコのことを話す政井さんはいつにも増して優しい眼差しになる。「メキシコの祖母や叔母が着けていた腕時計はカルティエ。クリスマスプレゼントもカルティエのペンやお財布でした。だから、私にとっては憧れのブランドであり、特別な存在なんです」。
そう話す政井さんが、初めて自分で買ったという本格的な時計は、カルティエの「サントス ドゥ カルティエ」。そして、結婚指輪にも「トリニティ ドゥ カルティエ」を選んだ。
理知的な雰囲気やアナウンサーという職業柄、しっかりした女性というイメージだが「すぐ、物をなくしてしまうんです」と明かしてくれた。「万が一、結婚指輪をなくしてしまったら悔やんでも悔やみきれないので、廃番になりそうもない定番のものにしました。『もうひとつ予備に買っておこうか』とひそかに計画中です(笑)」 。
そんな朗らかで大らかな政井さんが、今後欲しいと願っているものは、やはりカルティエ。「いつか『ラドーニャ ドゥ カルティエ』の腕時計が欲しいんです。実はメキシコの往年の大女優、マリア・フェリックスは祖父の従姉妹。 彼女がカルティエのお店に、ペットとして飼っていたクロコダイルを連れて行き、『これをモチーフにして』とオーダーしたという逸話が残っています。そのモデルが基になって完成したのがその腕時計なんです。廃番になったと聞いて、とても残念。ぜひリバイバルしてほしいです!」。