クロノス日本版 9月号(vol.90) 発売中!

FEATURE最新号紹介
2020.08.03

Chronos 9月号(vol.90) 8月3日発売


■第一特集 [永久保存版]現代クロノグラフその進化と今

 流れる時間を〝切り取る〟機構、クロノグラフ。その機能を機械式腕時計が搭載するようになっておよそ1世紀。その間、動力伝達や作動制御などの駆動系メカニズムから、フライバック、スプリットセコンド、同軸積算などの計測系メカニズムに至るまで、用途に応じて多様な進化を遂げてきた。本来追求すべき実用性はもちろんだが、今や鑑賞の対象としての審美性まで兼ね備える高級機もある。いかにして、現代のクロノグラフは発展を遂げてきたのか? 
その歴史と進化の系譜をたどりつつ、代表モデルの個性や特徴を、主な機構と共に総括する。


■第二特集 アイコニックピースの肖像59 オメガ コンステレーション

 1952年に発表されたオメガのコンステレーションはわずか10年でスイス時計の代名詞的存在となった。名声をもたらした高精度に加えて、薄さとデザインの追求はコンステレーションに多様さをもたらすこととなった。82年のマンハッタンを経て、今に至る道のりをムーブメント、薄さ、デザインの観点から振り返ってみたい。


■第三特集 [特別寄稿]変わる世界

 1917年の初開催から、実に100年を超える歴史を紡いできた、スイスを代表する時計宝飾の巨大展示会「バーゼルワールド」。その実質的な終焉劇は、果たしてまったく予期できなかったCOVID-19が引き起こしたものだったのか?それとも、近年のスイス時計業界が抱え込んできた闇と軋轢が、全世界規模のパンデミックによって一気に表面化したのだろうか?バーゼルワールドの興りから終焉に至る道筋、そしてアフターコロナの世界を生きる新しい高級時計業界の在り方を、時計ジャーナリズムの世界を代表する識者たちの筆でお届けする。


■腕時計パラノイア列伝 第38回 「日本の標準時を創り、守る人々」

 時計を正しい時刻に合わせるときに頼るのがテレビやNTTの時報だ。その時刻が正確なのは、驚異的な精度で時間を計り、日本の標準時を創り出し、守り続ける人々のおかげ。今回はその現場に迫る!


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