A.ランゲ&ゾーネ「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター」に、ハニーゴールドケースモデルが登場

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2023.11.08

A.ランゲ&ゾーネは、新作「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター・ハニーゴールド」を発表した。本作は、デジタルの時分表示とミニッツリピーター機構を搭載し、ケース素材には温かな色味が特徴の18Kハニーゴールドを採用している。世界限定30本生産となっている。。

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2015年に誕生し、20年にも数量限定で発売された「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター」。今年は、ハニーゴールド製ケースをまとって登場した。手巻き(Cal.L043.5)。93石。1万8000振動/時。パワーリザーブ約36時間。18Kハニーゴールドケース(直径44.2mm、厚さ14.1mm)。3気圧防水。世界限定30本。要価格問い合わせ。


ハニーゴールド製ケースがもたらす豊かな音色

 ドイツを代表する時計ブランドのひとつ、A.ランゲ&ゾーネは、2015年に発表された「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター」をベースに、ハニーゴールド製ケースを採用した「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター・ハニーゴールド」を発表した。本作は、一部のA.ランゲ&ゾーネブティックにて、世界限定で30本のみが販売される。

 「ツァイトヴェルク」は、09年に誕生した、デジタル式の時分表示を特徴とするコレクションだ。そのデザインは、ドレスデンのゼンパー歌劇場にある5分時計に着想を得たものである。同社は、このアイコニックなモデルにミニッツリピーターを搭載するにあたり、その鳴り方にも“デジタル表示らしさ”を与えている。

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ドレスデンのゼンパー歌劇場にある5分時計に着想を得た、デジタル表示のユニークなダイアルが特徴だ。12時位置のパワーリザーブ・インジケーターには、安全装置が機能する12時間の目印となる赤いドットが配されている。

 通常のミニッツリピーターは、正時、正15分、分数の順に音で時刻を告げる。それに対し、本作では、正時、正10分、分数を鳴らす。これは、デジタル表示の小窓からのぞく数字と全く同じ回数の音が鳴らされるということだ。

 ハニーゴールド製のケースは、温かみのある色合いを持つだけではなく、豊かな音色を生み出すことにも寄与している。これらの音を奏でるゴングとハンマーは、熟練時計師による調整とポリッシュが施されており、その姿をダイアルからも鑑賞することができる。また、本作はミニッツリピーターでありながら、ハンマー打ち専用のバネを引っ張るためのスライダーを備えていない。10時位置のプッシュボタンを押下するだけのシンプルな操作で起動することができるのだ。

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ダイアルからは、磨き抜かれたハンマーとゴングを鑑賞することができる。正時は低音、正10分は高音と低音の重複音、分数は高音で表現される。

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一般的なミニッツリピーターのようなスライダーではなく、プッシュボタンによってリピーターを起動させる。これは、ハンマー打ち機構の動力がメインスプリングから供給される仕組みとなっているためだ。

 繊細な複雑機構を搭載しているため、それらが破損してしまわないように安全機構と作動防止機構が採用されている。パワーリザーブが12時間を下回った際には、不意に時計が止まらないようリピーターが作動しなくなり、リピーター作動中は数字ディスクの回転とリュウズの引き出しができないようになる。

 本作はシースルーバックを採用しており、複雑な面取りやエングレービングされたブリッジなどの精緻な仕上げを楽しむことが可能だ。

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ケースバックからは、職人の手作業による仕上げを与えられたムーブメントを鑑賞することができる。このムーブメントの香箱とテンプの間には動力制御メカニズムが搭載され、精度の安定性を高めている。


Contact info:A.ランゲ&ゾーネ Tel.0120-23-1845


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