レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校が、東京 六本木にて「ダニエル・ブラッシュ展― モネをめぐる金工芸」を開催。

NEWSニュース
2023.12.21

ジュエリーと宝飾芸術の学校「レコール」は、東京 六本木の「21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3」にて、「ダニエル・ブラッシュ展― モネをめぐる金工芸」を開催する。期間は、2024年1月19日(金)から4月15日(月)まで。展覧会は入場無料・予約不要。1月19日には、ザ・リッツ・カールトン東京にてイブニングトークが開催される(有料・要予約)。


光の魔術師モネに魅せられた、ダニエル・ブラッシュの作品を堪能する

 ヴァン クリーフ&アーペルが支援するジュエリーと宝飾芸術の学校「レコール」。同校は、2024年1月19日(金)から4月15日(月)までの期間、東京 六本木の「21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3」にて、「ダニエル・ブラッシュ展― モネをめぐる金工芸」を開催する。この展覧会は、17年にレコールパリ本校で企画された初の展覧会「Cuffs & Necks(カフス&ネックス)」展、18年にニューヨークで開催された同展、23年に香港のレコールアジアパシフィックで開催された「DANIEL BRUSH AN EDIFYING JOURNEY(ダニエル・ブラッシュ啓発の旅)」展に続くものである。

ヴァン クリーフ&アーペル ダニエル・ブラッシュ モネ

今回の展覧会、「ダニエル・ブラッシュ展― モネをめぐる金工芸」では、ブラッシュの作品に見られる多様性と、連作「モネについて考える」にスポットを当てている。展覧会の入場料は無料で、予約も不要だ。

 展覧会への入場料は無料で、事前予約も不要だ。また、初日である1月19日には、ザ・リッツ・カールトン東京にて、ダニエル・ブラッシュの親族が登壇するイブニングトークが開催される。こちらは有料で、公式サイトからの事前予約が必要だ。

ダニエル・ブラッシュ展 モネをめぐる金工芸
期間:2024年1月19日(金)~4月15日(月)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3(東京都港区赤坂9-7-6)
会館時間:10:00~19:00 ※1月30日(火)、2月13日(火)、3月11日(月)は休館
問い合わせ先:0120-50-2895 レコール事務局(2024年1月4日より開通)

“THINKING ABOUT MONET” イブニングトーク
日時:2024年1月19日(金) 17:30~19:00
会場:ザ・リッツ・カールトン東京(1階 - パークビュールーム)
※イブニングトークの予約申し込みは、レコール公式サイトにて受付
https://www.lecolevancleefarpels.com/jp/ja

 ダニエル・ブラッシュは、金細工職人、画家、彫刻家、哲学者、エンジニアなどの数々の顔を持つアメリカのアーティストだ。今回の展覧会はふたつの章で構成されており、第1章は、ブラッシュの作品に見られる、既成概念にとらわれない多様な素材や表現方法を紹介し、第2章では、ブラッシュの連作「モネについて考える」を中心に取り上げている。

 特に注目すべきは、やはり「モネについて考える」だろう。ダニエル・ブラッシュは、フランス印象派を代表するクロード・モネが用いる、光を取り入れた色相に興味をそそられていた。しかし、ブラッシュ自身が油絵具を嫌悪していたため、モネの作品を見ることで湧き上がる“反発”に戸惑いを感じていた。

ヴァン クリーフ&アーペル ダニエル・ブラッシュ モネ

ダニエル・ブラッシュは、1947年にオハイオ州クリーブランドにて誕生したアメリカのアーティストだ。カーネギー工科大学の美術学校を卒業後、ジョージタウン大学の教授として芸術哲学の教鞭をとった。数々の工作機器とともにマンハッタンのロフトにこもり、日夜作品と向き合っていた。

 転機が訪れたのは、偶然に訪ねてきた友人のアートコレクターが持参していた、モネの絵のカラーポジフィルムであった。それを光に透かして見た瞬間、ブラッシュはモネの“考えていたこと”に惚れ込んでしまったという。

 今回の展覧会では、その結果に生み出された、ブラッシュの光と色への愛着について、実際の作品を通じて触れることができる。

ヴァン クリーフ&アーペル ダニエル・ブラッシュ モネ

連作「モネについて考える」のひとつ。展覧会では、フランス印象派の代表的な画家、クロード・モネの光を巧みに表現した色使いに影響を受けた一連の作品を鑑賞することができる。

ヴァン クリーフ&アーペル ダニエル・ブラッシュ モネ

展覧会会場となる、「21_21 DESIGN SIGHT」。デザイナーである三宅一生の服づくりのコンセプト、“一枚の布”に着目し、建築家の安藤忠雄が設計を手掛けている。


Contact info:ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク Tel.0120-10-1906


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