シャネルのJ12とボーイフレンドより、新作「ピンク エディション」が4種のラインナップで登場

シャネルは、「J12」および「ボーイフレンド」の新作として、「ピンク エディション」の4モデルを発売した。いずれも装飾にピンクサファイアを使用し、愛らしい色調で盤面全体が満たされたモデルとなっている。創業者へのオマージュも見せるこのコレクションは、4モデルそれぞれに限定本数が設定されている。

きらびやかかつ繊細なピンクで彩られた限定コレクション

　シャネルは、一大コレクションであるJ12とボーイフレンドより、新作「ピンク エディション」を発売した。計4種の新作はいずれも繊細かつ透明感のあるピンクカラーで彩られており、温かみのある色彩を特徴とするジュエリーライクなモデルに仕上がっている。

　ピンクは、創業者ガブリエル・シャネルのクリエイションに欠かせない色であり、歴代のコレクションにも度々アクセントとして使用されていた。新作のピンク エディションではこの象徴的な色彩をふたつの人気コレクションに落とし込み、創業者へのオマージュも見せている。

　新作ラインナップは、J12の2種に、オープンワークダイアルを採用するボーイフレンド スケルトン2種の計4種が展開される。また、いずれのコレクションにも、ピンクサファイアクリスタルケースを採用した「X-RAY」が用意される。

J12

　J12のピンク エディションの名を冠するモデルは、ホワイトセラミックケースを用いた「J12 ピンク エディション」と、ピンクサファイアクリスタルケースを備える「J12 X-RAY ピンク エディション」の2種で構成される。2モデルとも18Kベージュゴールド製のベゼルとリュウズを備えており、ベゼルとダイアルで合わせて58石ものピンクサファイアがセットされている。いずれも、輝きに満ちたフェミニンな面立ちが特徴だ。

　ホワイトセラミックモデルは、J12を象徴するモノクロカラーを下地とした、色鮮やかなピンクが全面に押し出された。ムーブメントはスイス公認クロノメーター検定協会（C.O.S.C.）認定の独自のケニッシ製ムーブメントCal.12.2を搭載している。

　一方、J12 X-RAY ピンク エディションでは、ブレスレットとケースの素材にパウダーピンクのサファイアクリスタルを採用。コレクション全体が繊細な色彩に包まれたハイジュエリーモデルに仕上がっている。

　搭載するキャリバー 3.1は、J12専用に設計された自社製スケルトンムーブメントだ。パーツの一部をサファイアクリスタル製のものに置き換えることで、内部機構を盤面内に浮かび上がらせている。

ボーイフレンド スケルトン ピンクエディション

　ボーイフレンドからは、コンテンポラリーなオープンダイアルを採用した2モデルが登場。ケースバリエーションは18Kベージュゴールドと、ピンクサファイアクリスタルの2種だ。いずれも、ピンクコーティングを施したラウンド型の地板とブリッジが盤面からのぞいている。

　ベージュゴールドをケースに用いた「ボーイフレンド スケルトン ピンク エディション」では、ベゼルとリュウズにバケットカットのピンクサファイアがあしらわれ、ボーイフレンドのマスキュリンな世界観がピンクで満たされた。ムーブメントはミニマルな構造のスケルトンムーブメント「キャリバー3」を内蔵する。

　「ボーイフレンド スケルトン X-RAY ピンク エディション」では、ケースにピンクサファイアが用いられているため、ピンクカラーとともにコレクション全体に透明感が与えられた。キャリバー3の構造をあらゆる角度から鑑賞できるようになっており、サファイアケースから透けて見えるベージュゴールドのパーツが、腕時計全体にグラフィカルなアクセントを添えている。