ラルフ ローレン初のミニッツリピーター日本上陸

2017.04.11

「スリムクラシック ミニッツリピーター」。18KWG(直径42㎜、厚さ11.5㎜)。37石。2万1600振動/時。約48時間のパワーリザーブ。2211万円(税別)。

 

 ラルフ ローレンがミニッツリピーターを発表した。もちろん同社初の試みで、「スリムクラシック」のケースに収められている。手動旋盤による文字盤とベゼルのギョーシェ仕上げという美麗な仕上げはそのまま。オーセンティックを地でいくスタイルの複雑時計という印象が強い。

 気になるムーブメントはエンリコ・バルバシーニ氏とミッシェル・ナバス氏率いる、ジュネーブの複雑ムーブメント製作工房、ラ・ファブリック・デュ・タン製。ラルフ ローレンの時計工房を2015年から取りまとめているギョーム・テトゥ氏が両雄と旧知の間柄にあることから実現した夢のコラボレーションだ。

 生産本数は1本のみ。おそらく、直営店での販売になるとのことだ。ちなみに、同じムーブメントを使ったセカンドモデルの製作は予定されていない。殆ど誰の目にも触れない幻のまま、幸せなオーナーの元に収まるだろう。


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