アーミン・シュトロームが2025年新作として「ワンウィーク チタニウム・スケルトン」を発表した。世界限定100本のこの特別なモデルは、オープンワークダイアルが特徴的であるのみならず、チタンの採用や約7日間のパワーリザーブを備えることによって、高い実用性も獲得した1本となっている。
アーミン・シュトローム ワンウィーク チタニウム・スケルトン
アーミン・シュトロームが新たに発表した「ワンウィーク チタニウム・スケルトン」は、オープンワークの傑作でありながら、精巧なメカニズムの心臓部を見せるフルスケルトン構造を採用。印象的なデザインと精密なエンジニアリングが融合した。
約7日間のパワーリザーブを備えたこの腕時計は、主ぜんまいを巻き上げなくても1週間、安定した精度で時刻を刻む。また、手作業で仕上げられたディテールは、そのデザインに込められた職人技の高さを物語っている。100 本限定の「ワンウィーク チタニウム・スケルトン」は、ミニマルなデザインの中に堅牢性と快適性を融合させた、洗練された機能的なタイムピースだ。

手巻き(Cal. ARM21-S)。35石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約7日間。Tiケース(直径41mm、厚さ10.6mm)。10気圧防水。世界限定100本。748万円(税込予価)。
アーミン・シュトローム氏の哲学とは?
アーミン・シュトローム氏は、エレガンスを保つためにシースルーを避けつつ、奥行きと立体感を高めることを目指していた。「ワンウィーク チタニウム・スケルトン」は、シュトローム氏の哲学と伝統に根差したスケルトン化技術を体現している。



ムーブメント、Cal. ARM 21-Sにも注目したい

ブランド初の自社製ムーブメントとして2023年に再設計して発表されたCal.ARM 21をベースに、地板とブリッジをスケルトナイズしたことにより、さらに立体感が増した。ダイアル側に直列に配置されたツインバレルを搭載。前作同様に懐中時計からインスピレーションを得たパワーリザーブ表示では、ポリッシュ仕上げのコーンが、ケースバック側にあるコニカルギアによって駆動するコニカル・システムを採用。スモールセコンドの上に配置されたコーンが立体的に上下に動くことによりパワーリザーブを表示する。