ブライトリングがダイバーズウォッチコレクションの「スーパーオーシャン ヘリテージ」をリニューアル

ブライトリングは、ダイバーズウォッチコレクションの「スーパーオーシャン ヘリテージ」を刷新した。新作モデルは1957年にリリースされた初期モデルを踏襲した針や逆回転防止ベゼル、そしてメッシュブレスレットがアイコンとなる。また、3針のケース径44mm、42mm、40mmモデルに、2025年3月発表の新型自動巻きムーブメントCal.B31を搭載することもポイントだ。この刷新により、スーパーオーシャン ヘリテージの基本性能はさらに高められ、注目度が高まることだろう。

ブライトリングのダイバーズウォッチコレクションが刷新

　ブライトリングは、ダイバーズウォッチコレクションの「スーパーオーシャン ヘリテージ」を刷新し、5種類のバリエーションを発表した。新たなデザインは1957年に発表された初期モデルである、3針のRef.1004とクロノグラフのRef.807をいっそう引き継いだ矢型の時針や槍型の分針、当時のアルマイト加工が施されたアルミベゼルを思わせるような逆回転防止ベゼルがアイコンとなっており、ヴィンテージテイストの中にエレガントさを持つデザインを有している。

注目のラインナップ

　新作モデルの中でも注目すべきは、3針のケース径44mm、42mm、40mmモデルである。この3モデルには、3月に発表された「トップタイム B31」でデビューした自動巻きムーブメントのCal.B31が搭載されているのだ。Cal.B31はブライトリングの代表的な自動巻きクロノグラフムーブメントのCal.01をベースとし、機能を時刻表示に絞りつつ、その基本性能や信頼性を引き上げることをコンセプトとするムーブメントだ。約78時間のパワーリザーブを備えるとともに、スイス公式クロノメーター検定協会によるCOSC認定機であり、高い実用性を備える。さらに、Cal.B31搭載モデルには、5年間の保証が付与される。

　この他には、ケース径36mmで、自動巻きムーブメントのCal.10を搭載する3針モデルと、ケース径42mmでCal.01を搭載するブライトリングらしいクロノグラフモデルが用意される。また、素材やカラーにもバリエーションがあるので、お気に入りの1本を見つける楽しみもあるだろう。

ブラッシュアップされたスタイリング

　各モデルには、従来より薄型で、ケースとのクリアランスを詰めたメッシュのブレスレットおよびメッシュ風のラバーストラップが組み合わされる。いずれもダイバーズウォッチらしく水に濡れる環境でも快適な着用感を提供するものだ。

　さらに、いずれのモデルでも日付表示が6時位置に配置されており、回転ベゼルやラウンドケースとともに、アシンメトリーなスタイリングを作り出している。

刷新を機に用意された「カトラー アンド グロス」とのコラボレーションによるサングラス

　スーパーオーシャン ヘリテージが最も映えるのが、夏の海辺である。そして夏の海辺に欠かせないのがサングラスだ。ブライトリングは、スーパーオーシャン ヘリテージの刷新に合わせ、イギリスのアイウェアブランドの「カトラー アンド グラス」とコラボレーションしたサングラスコレクション「ブライトリング アイウェア by カトラー アンド グロス」を同時に発表した。

　テンプルにはアイコニックな矢型の時針を想起させるデザインを取り入れ、ミラネーゼ彫刻のコアワイヤーやリベットも、メッシュブレスレット風となっている。加えてヒンジ部分には、ブライトリングのシグネチャーである「スクリプトB」があしらわれている。