ボーム&メルシエが、人気コレクション「リビエラ」より5本の新作モデルを発売した。レディース向けのパステルカラーの33mm径モデル3種に、メンズ向けのホワイトの42mm径モデル、ヴィンテージテイストをたたえるゴールドカラーの39mm径モデルがラインナップされる。これらの新作が見せる鮮やかな色使いは、高級リゾート地に由来するリビエラの魅力をいっそう高め、爽やかな夏の訪れを告げている。
夏のカラーをまとう、アイコニックな12角形
1973年に誕生した「リビエラ」は、同名のフランスの避暑地からデザインの着想を得たコレクションだ。2021年の刷新を経た現行モデルは、12角形のケースとベゼル、そしてケースと一体化したフォルムを描くブレスレットを持ち、優雅なスポーツシックを体現している。今回そのラインナップに、高級リゾート地の美しい自然と、そこに流れる穏やかな夏の時間を思わせる爽やかなカラーリングが追加された。
33mm径のモデルからは3種が登場
クォーツ。SSケース(直径33mm、厚さ9.22mm)。50m防水。各27万600円(税込み)。
33mm径のレディースモデルには、ウォームシルバー、クリアブルー、ローズピンクの3色が新たに登場。波を思わせるパターンが施されたダイアルは、ほのかな光沢を放ち、手元をエレガントかつ華やかに彩る。また、いずれも工具なしで交換可能なインターチェンジャブル仕様を備えており、幅広いスタイリングに対応可能だ。加えて、10年の電池寿命を誇るクォーツムーブメントを搭載しており、忙しいビジネスパーソンの生活にも適した仕様となっている。
42mm径のモデルからは2種が登場

自動巻き(Cal.SW200)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径42mm、厚さ10.66mm)。100m防水。42万9000円(税込み)。
メンズモデルには、対照的な魅力を持つ2モデルが登場。いずれも、レディースモデルと同様に、工具無しで交換が可能なステンレススティール製ブレスレットを備える。
Ref.M0A10829は、2021年のコレクション刷新以来の登場となるホワイトダイアルモデル。波模様を持つダイアルがブラックのフランジ部で引き締められており、ピュアな印象の中に力強い一面をのぞかせている。ケース直径は42mmで、厚みは10.66mmとスリムな仕上がりだ。
ムーブメントはセリタのCal.SW200を搭載し、約38時間のパワーリザーブを備える。裏蓋はトランスパレント仕様が採用されている。

自動巻き(Cal.Baumatic BM13-1975A)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。SS(直径39mm、厚さ10.2mm)。100m防水。62万7000円(税込み)。
もう1種は、ヴィンテージな温かみを持つゴールドカラーダイアルを魅力とするモデルだ。このダイアルには、波のモチーフではなく縦のサテン仕上げが施され、ローマ数字のインデックスも省略されるなど、華やかさと洗練された雰囲気が演出されている。また、ブルーの秒針も、ダイアルカラーを際立たせる効果的なアクセントとなっている。
直径39mm、厚さ10.2mmのコンパクトなケースには、高精度、高耐磁性、そして約120時間ものロングパワーリザーブを誇るボーマティックムーブメントを搭載する。トランスパレントバックからは、その駆動を見ることができる。