ティファニーは、アジア最大の同ブランドの旗艦店であるティファニー 銀座4階に、日本初となるブルー ボックス カフェ「Blue Box Café by Natsuko Shoji」をオープンした。カフェの監修は国内外から高い評価を得る庄司夏子シェフである。提供されるのは、ブレックファーストとアフタヌーンティーに加えて、前菜からデザートまで多彩な料理がそろうアラカルトメニューとなる。
日本初の「ブルー ボックス カフェ」がティファニー 銀座にオープン
ティファニー 銀座の4階に、日本初のブルー ボックス カフェとして「Blue Box Café by Natsuko Shoji」が8月8日にオープンした。ブルー ボックス カフェとは、ティファニーブルーの内装と特別なダイニング体験の提供が魅力のカフェで、メニューを監修するシェフの名が冠される。
カフェはメインダイニング、バー、プライベートダイニングルーム、銀座の街並みを望むテラスからなり、それらの空間の内装を手掛けたのは、現代建築の巨匠と呼ばれるピーター・マリノである。その空間には、東信によるフラワーインスタレーションが彩りを添え、ヨハン・クレテン、サラ・チャールズワース、ロー・エスリッジ、モリー・ハッチなど著名なアーティストによる多彩なアート作品が配置される。
店舗概要
住所：〒104-0061 東京都中央区銀座 6-9-2 ティファニー 銀座 4 階
電話番号： 03–5005–0107（ブルー ボックス カフェ直通）
営業時間：10:30～20:30
定休日：不定休
日本の食材を取り入れた季節感あふれる3つのメニュー
提供メニューの監修を担当するのは庄司夏子シェフである。日本屈指の美食文化が花開く東京・銀座で、ティファニーが本店を構えるニューヨークと日本の食文化を融合させ、素材の魅力を引き出したメニューがテーマとなっている。用意されるのは、「ブレックファースト アット ティファニース」、「ティファニー アフタヌーンティー」と、前菜からデザートまで多彩な料理がそろう「オールデイ ダイニング」の3つである。
ブレックファーストでは、日本人シェフならではの繊細な感性とだし使いを随所に効かせた料理が、ティースタンドで提供される。スープには日高昆布と香味野菜の旨味を引き出した出汁を用い、特別に作られた低塩仕立ての生ハムとモルタデッラは、日本のフルーツと美しいコントラストを奏でる。すだちとレモンでさっぱりと仕立てられた山梨県産ブランドサーモンの「富士の介」や、クロワッサン、シェフのシグネチャーであるブリオッシュがティースタンドに並び、自家製メイプルグラノーラはバニラ香る特製ヨーグルトとともに提供される。だし巻き卵に着想を得たスクランブルエッグも、だしの香りがふわりと広がる仕上がりだ。
ティファニーの伝統と庄司シェフの技が融合した、華やかで独創的なアフタヌーンティーもティースタンドで提供される。1段目はシェフのシグネチャーであるフルーツタルトで、8月は桃のタルトにイチゴのソルベを添えとなる。2段目のデザートには、ティファニー ブルーを彷彿とさせるマカロンや、シェフのスペシャルメニューであるバニラチーズケーキ、フィナンシェ、プラリネのチョコレートガナッシュがプレートを彩る。3段目のセイボリーは、ジュエリーの精緻さに着想を得たきゅうりのサンドウィッチ、マッシュルームサンドとクラブサンドが並び、それぞれの食材が見事に調和する。カプレーゼ、桜鱒とアボカドの塩タルト、花をイメージしたモルタデッラと卵のオープンサンド、ほおずきのピクルス、2種のスコーンも添えられる。
アラカルトメニューでは、前菜から肉・魚のメインディッシュ、サイドディッシュ、デザートまで、多彩なメニューが用意される。前菜「イーストサイド風タルタル」は、厳選された日本産の和牛にフルーツトマトのサルサソースを合わせた一皿となる。メイン料理は、クラシックなニューヨークスタイルのバーガーや季節の鮮魚から選べる。デザートには、ティファニーのニューヨーク五番街本店「ザ ランドマーク」のアドレスにインスピレーションを得た「チーズケーキ 727」をはじめとして、庄司シェフならではの華やかなラインナップとなっている。また、料理やデザートと調和するドリンクでは、ニューヨークのカクテル文化に日本のスピリッツや風味を融合したユニークなバリエーションを楽しむことができる。
