ボーム&メルシエは主軸コレクションの「クリフトン ボーマティック」に、レディースモデルを追加する。従来の優美な曲線で構成されたケースシェイプや文字盤デザインを引き継ぎつつ、ケース径を34mmへ改めている。また、従来モデル同様に、パワーリザーブ約120時間や、最大1500ガウスの耐磁性能を有する自動巻きムーブメントのCal.Baumatic BM13-1975Aを搭載しており、変わらず実用性の高い仕上がりとなっている。

ボーム&メルシエのレディースコレクションに新作モデルが登場!
1918年にウィリアム・ボームがブランドに加わり、ボーム&メルシエとしてブランドをスタートした際に、「すべての人々に同じ水準の時計製造を提供すること」を打ち出した同社。それ以降、高品質な女性向け腕時計をいち早くリリースしてきた歴史を持つ。
今般発表されたのは、ボーム&メルシエの主軸となるコレクションである「クリフトン」では初となる、直径34mmのケースを採用したレディース向けの「クリフトン ボーマティック」である。

自動巻き(Cal.Baumatic BM13-1975A)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。SSケース(直径34mm、厚さ10.5mm)。50m防水。51万1500円(税込み)。2025年9月1日(月)発売予定。

自動巻き(Cal.Baumatic BM13-1975A)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。SSケース(直径34mm、厚さ10.5mm)。50m防水。51万1500円(税込み)。
新作のレディースモデルは、ボーム&メルシエの考える女性顧客増に向けたコンセプトを体現している。ボーム&メルシエは早くから、女性らしさを保ちながらも規範にとらわれず、慣習から解放され、活動的で自立した女性にスポットライトを当て、1950年代には女性医師をユーザー像として広告に掲載していた。このユーザー像は外装やデザインだけでなく、そのムーブメントにも興味を持ち、高度なメカニズムへ投資する女性顧客として描かれたものであった。
本作でも想定するペルソナは変わることなく、本作にはパワーリザーブ約120時間や、最大1500ガウスの耐磁性能を有する自動巻きムーブメントのCal.Baumatic BM13-1975Aを搭載し、メンズモデル同様の性能を有する仕上がりである。

クリフトン初のケース径34mmモデルのデザイン
ボーム&メルシエは、1964年から黄金比を表す“ファイ(Φ)”をシンボルとして取り入れ、理想的なバランスをデザインの原則としてきた。ケース径34mmの新作においても、ケース径が小さいだけではなく、従来モデルのデザインバランスを保ち、優美な曲線を描くエレガントなスタイリングが与えられている。
今般発表されたのは2モデルだ。一方は、レトロな雰囲気を醸すグレイン仕上げのオフホワイト文字盤に、ゴールドカラーのインデックスと時分秒針を組み合わせたモデルで、そのエレガントさを引き立てるように、トープカラーのアリゲーターストラップが組み合わせられている。もう一方は、外周がダークな色調となるブルーグラデーション文字盤のモデルで、ラッカー仕上げがグラデーションのニュアンスを生み出しつつ、艶感の仕上がりとなっている。こちらにはブルーのアリゲーターストラップが組み合わせられ、カラーコーディネートが図られている。

なお、本作は女性向けモデルとして企画されているが、手首の細い男性にもフィットするモデルとして受け入れられることだろう。