「パルミジャーニ・フルリエ ブティック銀座」がオープン。 オープンレセプションには狂言師・野村萬斎が登場

2025.09.11

パルミジャーニ・フルリエは2025年8月28日、東京・銀座中央通り7丁目に「パルミジャーニ・フルリエ ブティック銀座」をオープンした。アジア最大規模を誇る本ブティックは、パルミジャーニ・フルリエで唯一の独立型路面店であり、店内にはこのブランドの世界観を体感できる格別の空間が広がる。オープンイベントには狂言師の野村萬斎も登場し、日本市場におけるブランドのさらなる発展を祝う鏡開きが行われた。

Sohei Oya(Nacasa & Partners)


創業者ミシェル・パルミジャーニのビジョンを体現する、唯一無二の空間

 パルミジャーニ・フルリエは2025年8月28日、東京・銀座のメインストリートとなる中央通りの7丁目に、「パルミジャーニ・フルリエ ブティック銀座」をオープンした。この新ブティックは創業者ミシェル・パルミジャーニのビジョンと、同ブランドの職人技術、芸術性、そして革新性を五感で体験できる場として位置付けられている。銀座は、国内でもとりわけ品格、美意識が重んじられる特別な場所だ。この地にオープンする本ブティックも、最新のトレンドに左右されない、世代を超えて受け継がれる価値が重視されている。

パルミジャーニ・フルリエ 銀座ブティック

Sohei Oya(Nacasa & Partners)
銀座でよく見られる、縦長で細い店舗構造を持つブティックは、空間の隅々まで活用した、閉塞感ではなく高揚感が得られるようなデザインを特徴としている。

 2階層で構成される本ブティックのデザインは、スイスのデザインスタジオ、アトリエ Oiが担当。1階には、明るい木材の家具や高級レストランを思わせるカウンターが設置され、温かくミニマルな雰囲気でゲストを迎える。一方で、2階はラウンジスペースを構えており、パルミジャーニ・フルリエのタイムピースを実際に手に取り、同ブランドの世界観について対話できる、居心地のよい空間が広がる。

パルミジャーニ・フルリエ 銀座ブティック

Sohei Oya(Nacasa & Partners)
ブティック内には夜明けを思わせる柔らかな光が広がり、植物やギヨシェパターン、熱気球のモチーフなどが随所に配されている。

 本ブティックのオープンは、パルミジャーニ・フルリエと、イタリアの高級ジュエリーや高級腕時計の販売を手掛けてきたアートギアキャピタル株式会社(AGC)との新たなパートナーシップによって実現した。AGCが持つ時計の専門知識とネットワークにより、時計愛好家から時計の世界に初めて足を踏み入れる人に至るまで、すべての顧客に格別な体験が提供される。

 なお、本ブティックのオープンを記念して行われたレセプションには、スイス本社よりCEOのグイド・テレーニが来日したほか、狂言師の野村萬斎も来場し、鏡開きに参加した。伝統と革新のバランスや、見えない部分に真の価値を見出す美意識など、伝統芸術である狂言とメゾンの時計製造には共通点が見られる。

(左から)パルミジャーニ・フルリエのCEO、グイド・テレーニと、狂言師の野村萬斎。本質を追求する野村の狂言と、時計の純粋性を追い求めるブランドの哲学には通ずるものが多い。

ブティック概要

店舗名:パルミジャーニ・フルリエ ブティック銀座
所在地:東京都中央区銀座7-8-4
営業時間:11時〜20時
電話番号:03-5962-8958


Contact info: パルミジャーニ・フルリエ Tel.03-5413-5745


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