チュチマ・グラスヒュッテより、「パトリア」の新作が発表された。今作では直径41mmのグレード5チタンケースを採用し、ダイアルにピラミッドパターンを施している。ダイアルのバリエーションは、ブラック、グレー、シルバーの3種類。
チュチマ・グラスヒュッテの人気モデルが41mmチタンケースで登場
ドイツの高級時計ブランド、チュチマ・グラスヒュッテより、「パトリア」の新作が発表された。ラテン語で“故郷”を意味する名前を持つパトリアは、グラスヒュッテ様式にのっとった自社製手巻きムーブメントを搭載したコレクションであり、これまでのモデルは直径43mmのケースを採用していた。今回発表されたモデルでは、直径41mmのグレード5チタン製ケースを採用し、待望の小径化を果たしている。
直径41mmのグレード5チタン製ケースを採用した、「パトリア」の新作。小径化によって、より取り回しやすくなった。手巻き(Cal.617)。20石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約65時間。Tiケース(直径41mm、厚さ11.2mm)。5気圧防水。139万7000円(税込み)。
ダイアルのバリエーションは、ブラック、グレー、シルバーの3種類。ピラミッドパターンが施され、立体的に仕上げられている。インデックスはシンプルなバータイプ。手作業で研磨されたステンレススティール製の針が組み合わされている。6時位置に配された大型のスモールセコンドが、クラシカルな印象をもたらす。
ダイアルに施されたピラミッドパターンが陰影を作り出し、立体感をもたらす。針には蓄光塗料が塗布され、暗所での視認性を高めている。手巻き(Cal.617)。20石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約65時間。Tiケース(直径41mm、厚さ11.2mm)。5気圧防水。139万7000円(税込み)。
ケースに採用されたグレード5チタンは、チタン素材ならではの耐蝕性や軽量性に加え、ポリッシュ仕上げによって審美性も高められている。長時間着用しても疲れにくく、見た目にも楽しむことができる仕様だ。わずかに突き出たリュウズガードが、オニオン型のリュウズを保護している。
チタンはステンレススティールに比べて軽く、耐蝕性に優れるという特徴を持つ。加えてグレード5チタンは、ポリッシュなどの高級感ある仕上げを与えやすい。手巻き(Cal.617)。20石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約65時間。Tiケース(直径41mm、厚さ11.2mm)。5気圧防水。139万7000円(税込み)。
シースルーバックからは、搭載するCal.617を鑑賞することができる。ストライプ装飾が施された4分の3プレートやゴールドシャトン、優雅な曲線を備えたコハゼ、大型のフリースプラングテンプなど、見所も満載だ。パワーリザーブは約65時間と、現行機らしいスペックを誇る。
ベルトは、ダイアルに合わせたブラック、グレー、またはブラウンのカーフレザーストラップ。チタン製のピンバックルが装着されている。
