スイスの機械式時計ブランドであるノルケインは、公式アンバサダー“ノルケイナー”の新メンバーとして、体操の岡慎之助（おか・しんのすけ）選手の就任を発表した。岡選手は、パリオリンピックで金メダル3つ、銅メダルひとつを獲得したオリンピックチャンピオンであり、ブランドと挑戦のスピリットを共有し、ともに発信していく。
52年ぶりの快挙を成し遂げた、若きオリンピックチャンピオンがノルケイナーに就任
ノルケインは、体操選手の岡慎之助をブランドの公式アンバサダーに任命した。同選手は、パリオリンピックの花形競技である体操において、日本勢として52年ぶりに1大会で3つの金メダルを獲得する偉業を成し遂げ、弱冠22歳ながら、オリンピックチャンピオンとしての名声を轟かせている。
2003年生まれ。岡山県出身。徳洲会体操クラブ所属。幼少期より体操競技を始め、2019年のジュニア体操競技選手権大会で、個人総合金メダルを含む4つのメダルを獲得。2022年には、右足の前十字靭帯を断裂する大けがを負うも、リハビリを経て2023年のNHK杯で個人総合の初優勝を果たす。パリオリンピックでは、男子団体総合、個人総合、鉄棒でそれぞれ金メダル、平行棒で銅メダルを獲得した。
岡選手は就任にあたり、「ノルケインはスイス時計の頂点を目指して独自のスタイルを貫くブランドです。僕が所属している体操クラブも“日本一の体操クラブ”を目指しているので、そのスピリットに共感しています。オリンピック選手は結果がすべての世界ですが、人として最強で最高であることにもこだわっていきたいです」とコメント。
さらに、ブランドが標榜する“My life, My way”については、「僕にとって自分らしさとは、誰が見ても美しい体操を目指すこと。技の正確さ、体の軸の正しさを評価するEスコアと、技の難易度を評価するDスコアのどちらも頂を極めていきたいです」と力強く語っている。
ワイルド ワン スケルトンの日本限定モデル。精悍なオールブラックの佇まいに、ターコイズブルーカラーのアクセントを効かせている。自動巻き（Cal.N08S）。26石。2万8800振動／時。パワーリザーブ約41時間。ノルテックケース（直径42mm、厚さ12.3mm）。200m防水。日本限定。102万3000円（税込み）。
また岡選手は、Forbes JAPAN誌が“世界を変える30歳未満の30人”を選出する「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2025 NORQAIN AWARD」にて、「ノルケイン特別賞」を受賞。受賞スピーチにて、「自分の内面的な意志を評価していただいたことを受け止め、挑戦する姿勢や情熱をさらに高め、この先の世界選手権やロサンゼルスオリンピックでより高みを目指していきたい」という意気込みを述べている。
ちなみに本アワードのプレゼンターは、同じくノルケイナーであるプロスポーツクライマーの楢崎智亜が務めた。
