ノモス グラスヒュッテ「メトロ 38 デイト」がリニューアル。 デザインはそのままに新開発ムーブメントを搭載

2025.12.08

ノモス グラスヒュッテの「メトロ」コレクションに属する「メトロ 38 デイト」が、新ムーブメントを搭載して再登場した。マーク・ブラウンが手掛けたデザインはそのままに、最新の手巻き式ムーブメントCal.DUW 4601を採用することで、日付のクイック調整機能の追加やパワーリザーブの延長など、機能面のアップグレードが行われている。

ノモス グラスヒュッテ メトロ 38 デイト


「メトロ 38 デイト」が新ムーブメントを搭載して再登場

 世界で活躍するプロダクトデザイナー、マーク・ブラウンが手掛けた「メトロ」は、都会的なエレガンスを特徴とする、ノモス グラスヒュッテの定番コレクションだ。今回、その人気モデルである「メトロ 38 デイト」が、最新の手巻きムーブメントを搭載して刷新された。

ノモス グラスヒュッテ メトロ 38 デイト

ノモス グラスヒュッテ「メトロ 38 デイト」Ref.NM1102
手巻き(Cal.DUW 4601)。23石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約52時間。SSケース(直径38.5mm、厚さ7.75mm)。5気圧防水。53万2400円。

 新たに搭載されたのは、最新の自社製手巻きムーブメントCal.DUW 4601である。本ムーブメントは、特許取得済みの日付調整機能を備えており、リュウズ操作による迅速なカレンダーの早送りが可能となった。また、パワーリザーブも従来のものより長い約52時間を有しているほか、ノモス独自の脱進機である「ノモス スウィング システム」を引き続き搭載し、優れた実用性が確保されている。

ノモス グラスヒュッテ メトロ 38 デイト

トランスパレント仕様のケースバックでは、テンプを中心に放射状に広がる“サンビーム”装飾を見ることができる。

 デザイン面においては、従来モデルの意匠がそのまま受け継がれている。ホワイトダイアルには、エンパイア・ステート・ビルのシルエットを彷彿とさせる針、時刻を簡潔に表示するブルーグレーとブラックのアワーマーカー、そして鮮やかなレッドのアクセントが配置され、都会的で洗練された印象を与える。

ノモス グラスヒュッテ メトロ 38 デイト

カレンダーは、6時位置に広くスペースを取って配置されており、ダイヤルの均整を保ちつつ、優れた判読性を実現している。

 また、直径38.5mmのステンレススティールケースは、柔らかな丸みを帯びたワイヤーラグを備えており、風防にはドーム型のサファイアクリスタルが取り付けられている。ケース厚は、7.75mmとスリムな仕上がりだ。ストラップには、シェルコードバンのブラックレザーが採用され、本作のドレッシーな佇まいを際立たせている。

ノモス グラスヒュッテ メトロ 38 デ

リュウズにはビーズ状のローレット加工が施され、デザインのアクセントとなると同時に、優れた操作性にも寄与している。

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