香川県のアイアイイスズ×グランドセイコー。オリーブをデザインテーマとした45周年記念モデルが登場

2025.12.12

香川県高松市のアイアイイスズは、グランドセイコーから同店の45周年記念限定モデルが打ち出されることを発表した。香川県の県木であるオリーブの花模様を落とし込んだ、深みのあるグリーンダイアルを持つ特別限定モデルである。アイアイイスズ本店でのみ取り扱われ、2025年12月5日(金)より45本限定で販売される。

グランドセイコー「アイアイイスズ45周年記念限定モデル」


“太陽の樹”であるオリーブを表現した45周年記念モデル

 アイアイイスズは、その創業45周年を祝う特別なグランドセイコーを発表した。同社が店舗を構える香川県の県木、オリーブをデザインの核とした、アイアイイスズ本店でのみ取り扱われる限定モデルである。

グランドセイコー「アイアイイスズ45周年記念限定モデル」

グランドセイコー「ヘリテージコレクション アイアイイスズ45周年記念限定モデル」Ref.SBGH375
自動巻き(Cal.9S85)。37石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約55時間。ブライトチタンケース(直径38.0mm、厚さ12.9mm)。10気圧防水。限定45本。116万6000円(税込み)。2025年12月5日発売。

 本作で特筆すべきは、奥深い色合いを持つグリーンダイアルである。ここには、平和と繁栄の象徴であり、“太陽の樹”とも呼ばれるオリーブの花びらを表現した型打ち模様が施されている。この模様は、本作に向けて特別にデザインされたものであり、香川県に根差すアイアイイスズの節目の年にふさわしい仕様と言える。そして、未来を照らす太陽をイメージしたオレンジ色の秒針が、グリーンダイアルに鮮やかなアクセントを添えている。

グランドセイコー「アイアイイスズ45周年記念限定モデル」

オリーブの花びらを模した型打ち模様は、光の当たり方によって姿を消し、深みのあるグリーン一色のダイアルへと表情を変える。

 また本作では、コンパクトな38mm径のブライトチタン製ケースを備えることで、堅牢性と装着感の両立が図られている。ケースデザインのベースには、グランドセイコー初の自動巻きモデルである「62GS」を現代的に再解釈した「62GS現代デザイン」を採用。なお、62GS現代デザインの38mm径ケースを持つショップ限定モデルが製作されるのは、今回が初となる。

グランドセイコー「アイアイイスズ45周年記念限定モデル」

ラグを持たないケースには、ボックス型サファイアガラスが取り付けられている。ダイアルの隅々まで光が取り込まれ、印象的なダイアルを広々と楽しむことができる。

 ムーブメントは、Cal.9S85を搭載する。毎秒10振動のハイビートムーブメントであり、安定した高精度を誇り、パワーリザーブは約55時間を有している。また、トランスパレントバックからは、精緻なムーブメントの動きと、グランドセイコーのブランドロゴである獅子の紋章が見られる。

グランドセイコー「アイアイイスズ45周年記念限定モデル」

ケースバックには“LIMITED EDITION”の文字とシリアルナンバーも記され、限定モデルを持つ満足感を高めてくれる。


Contact info:アイアイイスズ 本店 Tel.087-864-5225


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