ジェラルド・チャールズは、独自の非対称ケースを持つ「マエストロ」コレクションより、メテオライトダイアルを備える「マエストロ 2.0 メテオライト」を披露した。新作は「ダークブラスト」と「シルバー」の2種がラインナップされ、それぞれのダイアルで隕石衝突の“瞬間”と、衝突後の“静寂”がダイナミックに表現されている。世界限定で、各100本が販売される。

隕石の衝突をテーマとした2本のタイムピース
ジェラルド・チャールズは、鉄隕石を用いたダイアルに、スモールセコンドを組み合わせた初の腕時計、「マエストロ 2.0 メテオライト」を披露した。CEOのフェデリコ・ジヴィアーニが提唱した、“一瞬の出来事そのものを表現する”というテーマのもと、隕石と地球の衝突を表現したユニークな限定タイムピースである。

自動巻き(Cal.GCA2011)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(縦41mm×横39mm、厚さ9.0mm)。10気圧防水。世界限定100本。492万4700円(税込み)。

自動巻き(Cal.GCA2011)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(縦41mm×横39mm、厚さ9.0mm)。10気圧防水。世界限定100本。470万850円(税込み)。
ラインナップは、「ダークブラスト」と「シルバー」という、対照的な表情を持つ2モデルで構成される。
両モデルのハイライトは、6時位置にあしらわれたダイナミックな意匠だ。上方へと放射状に広がる開口部と、スター状の立体的なスモールセコンド(インディカトゥール・ド・マルシュ)が組み合わされており、隕石の衝突時に起こる衝撃波と、その爆発の中心地が表現されている。さらに、爆発の衝撃で吹き飛ばされたかのように、各アワーマーカーが不規則な角度で配置されるなど、遊び心を交えた独特の世界観がダイアル全体で演出されている。

ダイアルに使用されているのは、スウェーデン北部で発見された「ムオニオナルスタ隕石」である。この隕石は推定45億年以上の歴史があるとされ、現存量が極めて少ない、地球上で最も入手困難な物質のひとつとして知られている。また、この素材は一般的な切削加工が困難とされるが、ブランドは放電加工技術を駆使することで、マエストロのケース形状に合わせた複雑な成形を実現している。

登場した2モデルにはそれぞれ、隕石の衝突におけるふたつの瞬間がテーマとして掲げられている。「ダークブラスト」は、燃えるようなグラデーションカラーのスモールセコンドを持つ、まさに衝突の瞬間をイメージしたタイムピースだ。ダークグレーのメテオライト層には、赤くアルマイト加工されたベースプレートが組み合わされており、爆発の瞬間の荒々しいエネルギーが表現されている。

一方の「シルバー」は、爆発後の静寂や物質の結晶化を表現した1本である。ダイアルには、シルバーカラーのメテオライト層と、ロジウム仕上げのベースプレートとの組み合わせを採用。全面ポリッシュ仕上げのケースも相まって、ダークブラストモデルとは対照的な、落ち着きを取り戻した世界観が描き出されている。

いずれのモデルも、内部にはヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエ社と共同開発した自動巻ムーブメント、Cal.GCA2011を搭載する。優れた耐衝撃性と約50時間のパワーリザーブを両立する一方で、その厚みはわずか3.7mmにまで抑えられている。




