良質なケース製造で知られたイギリスのデニソンが、日本において正規展開を開始し、「A.L.D.」コレクションの販売を開始する。一時活動休止状態にあったデニソンは、2024年にA.L.D.コレクションのローンチと同時に再始動を果たしている。基本デザインは、1940年代のデニソン製クッションケースを現代的に再構築したもので、幅広い着用スタイルにフィットし、ユニセックスで楽しめる仕立てとなっている。

クォーツ(ロンダ Cal.1032 ×2)。SS+ゴールドPVDケース(縦37×横35.6mm)。3気圧防水。18万7000円(税込み)。
(右)デニソン「A.L.D.コレクション ナチュラルストーン タイガーアイ イン ゴールド」Ref.ALD-G-ST03-BRN-R-GBKL
クォーツ(ロンダ Cal.1062)。SS+ゴールドPVDケース(縦37×横33.5mm)。3気圧防水。14万3000円(税込み)。
デニソンが日本正規展開し、「A.L.D.」コレクションを発売
イギリス発のウォッチブランドのデニソンが、日本において正規展開を開始する。活動休止状態にあったデニソンは、2024年に「A.L.D.」コレクションをローンチして活動を再開した経緯がある。今回の日本での正規展開に合わせて、A.L.D.コレクションが上陸することとなる。
デニソンは1874年にアメリカのボストンで創業し、スイスのチューリッヒ、イギリスのバーミンガムへと拠点を移していった歴史のあるブランドだ。長い歴史の中でも、20世紀初頭から中期にかけて、ケースに関する数々の特許技術や新しい金属合金を開発し、防水性の高い良質なケースを多くの有名ブランドへと供給するなど、近代時計製造に大きく貢献してきたことが知られている。
ヴィンテージウォッチファンの間では、デニソン製造のケースを採用した個体をひとつのステータスとして扱うなど知名度が高い。そんなデニソン製ケースであることの目印となるのが“ALD”のホールマークである。これは、創業者アーロン・ラフキン・デニソンへの敬意を表したものだ。
再始動したデニソンの「A.L.D.」コレクション
再始動に向けてデニソンを愛するチームが結成され、デニソンが遺した膨大なアーカイブや歴史的資料の徹底的な掘り下げが行われた。ここで得た知見や、まとめられた資料はオーデマ ピゲやロレックス、ピアジェなどで様々な時計を手掛けてきたエマニュエル・ギュエへと託されることとなった。
そして生み出されたのが、A.L.D.コレクションである。基本デザインは、1940年代のデニソン製クッションケースを現代的に再構築したもので、ミニマルなサンレイ文字盤や、個性豊かな天然石文字盤がラインナップされる。コレクション名の由来は、創業者と、デニソン製のケースに刻まれ続けたALDのホールマークである。
ミニマルなデザインの「サンレイウォッチ」
A.L.D.コレクションの「サンレイウォッチ」は、モデル名の通りサンレイ文字盤が特徴のモデルだ。インデックスを備えず、シンプルでエッセンシャルなデザインとなっている。ブルーモデルのほか、ブラック、グリーンの3つのカラーバリエーションが並ぶ。ケースは、横幅33.5mm、縦37mmという手元に過度な主張を与えないサイズ感となっており、幅広い着用スタイルにフィットし、ユニセックスで楽しめる仕立てとなっている。

クォーツ(ロンダ Cal.1062)。SSケース(縦37×横33.5mm)。3気圧防水。10万4500円(税込み)。
表情豊かな文字盤の「ストーンウォッチ」
A.L.D.コレクションの「ストーンウォッチ」は、天然石を文字盤に用いたモデルである。マラカイトのほか、タイガーアイ、ラピスラズリ、アベンチュリンなどがラインナップされている。いずれも特有の模様を持つことが知られている素材で、ひとつひとつ異なる表情を見せることから、“自分だけの一本”として個性を放つ仕上がりとなっている。
ケースはこちらも横幅33.5mm、縦37mmとなる。デニソンは「ラグジュアリーはもっと身近であるべき」と考えており、手に取りやすい価格と、様々なシーンに合わせやすいサイズ感で展開されている点が魅力となっている。
グリーンの色調が特徴のマラカイトではグリーンのストラップが組み合わされており、タイガーアイではブラウン、ラピスラズリではブルーなど、天然石の色調に合わせたコーディネートが図られている点も特徴だ。

クォーツ(ロンダ Cal.1062)。SS+ゴールドPVDケース(縦37×横33.5mm)。3気圧防水。14万3000円(税込み)。
アイコニックなデザインの「ALD デュアルタイム」
「ALD デュアルタイム」は、ブランドの再始動を象徴するA.L.D.コレクションのデザインコードを受け継ぎつつ、さらなる魅力や存在感を訴求したモデルである。コレクションの象徴的なストーンウォッチの佇まいを軸に、サンレイ仕上げの第2の文字盤を加えて、2つの時間帯を示すモデルに仕立てている。
デュアルタイム表示を備えながらデザインはあくまでミニマルとなっており、素材やカラーリングのバリエーションによって、A.L.D.コレクションならではの世界観をより立体的に表現している。ケースサイズは、横幅35.6mm、縦37mmにまとめられており、存在感を備えながらも、スタイルや性別に縛られない柔軟さを持ち合わせている。

クォーツ(ロンダ Cal.1032 ×2)。SS+ゴールドPVDケース(縦37×横35.6mm)。3気圧防水。18万7000円(税込み)。



