年産わずか20本、スイスの時計ブランドLAINE(ライネ)の販売がスタート

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2019.08.31

 フィンランド人ウォッチメーカー、Torsti Laine(トースティ・ライネ)がほぼ一人で製作しているユニークなリストウォッチ「Laine(ライネ)」の輸入販売がスタートする。ほぼ手作業のため、年間わずか20数本しか製作できないが、その希少性を生かして、さまざまなカスタマイズに応じることも可能だ。LAINEウォッチはノーブルスタイリングギャラリーにて販売される。

  • 「GELIDUS 2」ブルーダイヤル 780,000円(税別)

  • 「GELIDUS 2」ブルーダイヤル カスタマイズ文字盤

  • 「GELIDUS 2」ブルーダイヤル ローマンインデックス

  • 「GELIDUS 2」ゴールド・フュメ・ダイアル

  • 「GELIDUS 2」ゴールド・フュメ・ダイアル

  • イエローゴールド、レッドゴールド、ロジウムカラーから選べるムーブメント
    (写真はレッドゴールド)

  • イエローゴールド、レッドゴールド、ロジウムカラーから選べるムーブメント
    (写真はイエローゴールド)

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フィンランド人ウォッチメーカー「Torsti Laine (トースティ・ライネ)」は、スイスのジュラ山脈にある小さな町 Le Locle (ル・ロックル)で、熟練の専門知識を駆使し、ハンドメイドの時計を製作している。 元々はコンピューターのエキスパートだったトースティ・ライネ氏は権威あるフィンランドの時計学校に入学し、2014 年、なんと42 歳で、“ Walter Lange Watchmaking Excellence Award ”(ウォルター・ランゲ・ウォッチメイキング・エクセレンス・アワード)で優勝を収めたのだ。
そして時計学校を卒業した後、ドイツのA. Lange & Söhne 、スイスの Voutilainen での仕事を経た後に、独立した異色の経歴の持ち主だ。

独自のシリンジ・スタイルの針も見どころのひとつだ。

Gelidus という言葉はラテン語で、水が冷たく凍りつくことを意味する。ムーブメントだけではなく、ダイアルの装飾技法としてのフロスト仕上げがなされた、このタイムピースにふさわしい名前だろう。200 年前のエングレービングによる装飾をベースにした 1817 モデルと多くの類似点があり、Gelidus 2 は洗練されたデザインで職人の技とモダンなスタイルを醸し出している。
Gelidus 2 のダイアルはすべて社内で製造されている。ポリッシュ仕上げ、シリンジ・スタイルの針はスティール製だ。Gelidus は、1817 モデルに見られるのと同様2 つのスティール製ブリッジを特徴としているが、このモデルでは立体的な香箱受けの現代性がフィーチャーされている。さらに、スクリュー、石が取り付けられているシンク、ブリッジの面取りは手作業で研磨、スクリューのヘッドはブラック・ポリッシュである。


ダイアルは全て自社で、モノブロックから製作し、手作業によるサンドブラストとサーキュラー・グレイン仕上げ。またはガルバニック・ゴールドにグラデーション効果のためのハンドペイント仕上げと、ブルーまたは他の色でのPVD 処理が施こされる。レイアウトとインデックスのオプションもあり。
■Gelidus 2 (ゲリドゥス 2 )
手巻き。18,000振動/時。SSケース(40 mm)。ブルーフュメダイヤル。30 m防水。780,000円(税別)

Contact info: ノーブルスタイリング  Tel.03-6277-1604