「セイコー プレザージュ」に初めてスプリングドライブを搭載

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2019.09.07

好事家が喜ぶ、スプリングドライブで「琺瑯(ほうろう)」ダイヤル。

 セイコーは、日本の美意識を体現するウオッチ<セイコー プレザージュ>から、セイコー独自の駆動機構「スプリングドライブ」をはじめて搭載し、プレザージュの代名詞ともいえる「琺瑯(ほうろう)」ダイヤルを採用した新コレクション(2機種)を2019年10月11日(金)に全国および、海外市場において発売する。

セイコー プレザージュ

「琺瑯(ほうろう)」ダイヤルを採用した新コレクション(2 機種)

これはバーゲンプライスではないのか?

 ぜんまい駆動でありながら、従来にはない、日差±1秒以内という高精度を実現したセイコー独自の駆動機構である「スプリングドライブ」。機構としての独創性、実用性もさることながら、スイープ運針と称されるほど音も無く、ダイヤルの上を滑る秒針の動きは、とめどなく流れていく時の移ろいを感じさせる。構想から20年以上の開発期間を経て、卓越した匠の技と先端技術が融合したことで生まれたこの機構は、日本人が持つ繊細なものづくりへの美学を体現するのにふさわしいムーブメントであろう。

琺瑯ダイヤル スプリングドライブモデル

<セイコー プレザージュ>プレステージライン 琺瑯ダイヤル スプリングドライブモデル
自動巻き。30石。平均月差±15秒(日差±1秒相当)。SSケース(直径40mm)。約72時間パワーリザーブ。100m防水。480,000円(税別)

 セイコーが生んだ国産初の腕時計「ローレル」のダイヤルにも用いられている琺瑯は、鉄製素材のダイヤルに、不純物のきわめて少ない粘土・純水・ガラス等を原料とする釉薬(うわぐすり)を塗布し、高温で焼成している。琺瑯は古くから使用されている素材だが、気温や湿度により釉薬の各成分比率を調整する必要があるなど、非常に高い技量を要すため、プレザージュの中でも限られたラインアップにのみ使用されている。永く、色褪せることのない美しい琺瑯ダイヤルは、琺瑯職人 横澤 満(よこさわ みつる)氏の監修により生み出されており、本作では、独特のみずみずしさをもった白色と、温かみのある艶が特徴的な黒色の2色で展開される。

セイコー プレザージュ

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