2019年“モベンバー”に登場するクロノリスの「オリス モベンバーエディション」

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2019.10.19

2030年までに男性の若死にを25%減らすべく、毎年11月に行われる社会運動「モベンバー」。
その活動を主催するモベンバー財団とパートナーシップを組み、財団の活動資金集めに協力しているのがオリスだ。
そんなオリスより、収益の一部がモベンバー財団に寄付される特別モデル「オリス モベンバーエディション」が11月に発売される。

オリス「オリス モベンバーエディション」

オリス モベンバーエディション

昨年発表されたモベンバーエディションはオリスの歴史的人気モデルのひとつの「ビッグクラウン」より着想を得たものだったが、今年は「クロノリス」がベースだ。

「MO」+「November」で「モベンバー」

 前立腺ガンや精巣ガン、自殺など、若い男性の健康問題に対する意識を高めるために行われる「モベンバー」という社会運動をご存知だろうか。モベンバーは「11月(=November)」にオーストラリアのスラング「MO(ヒゲ)」を掛け合わせた言葉で、その言葉通り、賛同者が11月になると口ひげを生やすことから来ている。

 なぜ、ひげを生やすのか。それはこれまでひげを剃っていた人が急にひげを伸ばし始めることで、不思議に思った他者がひげを剃らなくなった理由を聞いてくれるからだという。つまり、モベンバーを知らない層に運動を周知してもらうためのきっかけ作りなのだ。

2019年はニューヨーク・ヤンキースのブーン監督とタッグ

アーロン・ブーン

「成功も失敗も逆境も、必ず試合に付いて回るもので、それらとうまく付き合えなければなりません」と語るニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ブーン監督。

 この活動に取り組むモベンバー財団は2003年にオーストラリアで設立され、現在では21カ国550万人以上の男女が参加している。

「若すぎる死を何とかしたい」。その気持ちで設立されたモベンバー財団の構想は「2030年までに男性の若死にを25%減らすこと」。そして、パートナーとして活動に必要な資金集めの役割を担っているのがオリスだ。

 オリスは「真のスイス製機械式時計」を企業理念のひとつに掲げ、日常生活での使用を想定した質実剛健な機械式時計を中心に製造している。また、モータースポーツに代表されるスポーツ界やミュージシャンとの提携にも積極的であることは周知の通りだ。

 そこでオリスは19年のモベンバーに先駆け、MLBの歴史あるチーム、ニューヨーク・ヤンキースで監督を務めるアーロン・ブーン氏とタッグを組んだ。メジャーリーグの中でも安定感ある強さを誇るニューヨーク・ヤンキースは逆境からの逆転勝利に強い。絶対に諦めない姿勢、最後まで戦う姿勢がこの健康支援活動にふさわしいと判断したに違いない。

 では、オリスが一昨年からモベンバーに際して発表している「モベンバーエディション」の2019年モデルを紹介していこう。