時計愛好家や業界の専門家が毎年待ち望んでいるジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)は、14のカテゴリーにわたって創造性の高い製品を高名な審査員が選出する名誉ある賞である。H.モーザー社はノミネートされていた「ストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック」で最優秀クロノグラフ賞を、「エンデバー・シリンドリカル トゥールビヨンH.モーザー X MB&Fモデル」でAudacity(大胆、大それたの意)賞を受賞した。

最優秀クロノグラフ賞
「ストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック」
自動巻き(Cal.HMC 902)。55石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約54時間。SSケース(直径42.3mm、厚さ12.1mm)。120m防水。480万円(税別)
1920 年代の自動車や機関車に見られる流線形のデザインを取り入れたStreamliner(ストリームライナー)コレクション。「ストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック」は、クロノグラフの60秒カウンターをサブダイヤルではなくメインダイヤルで表示する方式を採用。シンプリシティを追求するH.モーザー社らしい視認性への回答だろう。SS製のケースとブレスレットは完全に一体化され、理想的なプロポーションと流れるようなフォルムがラグジュアリー・スポーツウォッチの必要十分条件を満たしている。ムーブメントのハイエンドな仕上げもモーザー社らしい入念さだ。120m防水というスペックは他社を意識しているのかもしれない。
Audacity 賞
「エンデバー・シリンドリカル トゥールビヨンH.モーザー X MB&Fモデル」

独立系ブランドのMB&Fとのパートナーシップの結果、エンデバー・シリンドリカル トゥールビヨンは、ムーブメントの3次元構造やサファイアドームの下で40°傾斜した文字盤などMB&Fの世界観を拝借し、H.モーザー社のグループ会社であるプレシジョン・エンジニアリング社が設計した円筒形のひげぜんまいを組み合わせた1分間のフライングトゥールビヨンを強調することでH.モーザーらしさを表現している。

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