雫型のケースが手首を飾る、ショーメの「ジョゼフィーヌ」コレクションに新作が登場

ショーメの人気ジュエリーコレクション「ジョゼフィーヌ」コレクションのエグレット ウォッチから、新色ストラップのホワイトが登場した。バックルがないフレキシブルなストラップは、ブレスレットのような感覚で、手軽に着脱できる。

バングル感覚で楽しめる手軽さが魅力

　ショーメのジュエリーコレクション「ジョゼフィーヌ」。そのインスピレーションの源は、かつてのフランス帝国大使だった皇后ジョゼフィーヌだ。ファッションに革命を起こし、独自のスタイルを確立した彼女は、身に着けていたティアラなどのアクセサリーに当世風なアレンジを加えた。

　マルティニーク島に生まれた彼女は、結婚してフランス本土へ移り、離婚して島に戻った。しかしその後島を追われ、フランス革命中に投獄されたが、最終的にはフランス皇后まで上り詰めた。まるで小説のような人生を送った彼女は、未亡人、母親、そして皇后と、さまざまな顔を持っていた。そんなジョゼフィーヌは、メゾンの作品に多大な影響を与え続けている。

　今回発表されたのは、コレクションの中でも人気を誇るエグレット ウォッチの新しいバリエーションだ。ブラックのみだったストラップカラーにホワイトを追加し、春夏の季節らしく爽やかな印象になった。

　フレキシブルなストラップを採用するバックルのない構造は、腕時計よりもバングルに近い感覚だ。コレクションのシグネチャーモチーフである、雫型の洗練されたケースが特徴的で、女性の手元を上品に飾る。

　新たにラインナップされるのは3種類。ピンクゴールドのケースに、ブレスレットの先端のみダイヤモンドをセッティングしたモデルと、ホワイトゴールドケースのベゼル全体にダイヤモンドをセッティングしたモデル、そしてベゼルに加え、文字盤全体に所狭しとダイヤモンドを敷き詰めたパヴェダイアルを採用するモデルだ。

　ETAのクォーツムーブメントを搭載しており、インデックスのないシンプルなダイアルと2本の時分針が、ゆったりとした時を刻み続ける。